企業知財部の年収の話【いったいいくらもらえるの?】

企業知財部では、いったい年収をいくらもらえるのでしょうか?

 

この記事では、過去に私が大手企業の知財部に勤めていたときの経験も踏まえつつ、企業の知財部の年収の話をしてみたいと思います。

 

知財部員の年収〜大手企業の例〜

大手メーカーの知財部を想定した年収水準をご紹介します。

特定の企業の年収水準というよりは、業界的な相場感というイメージです。

そのため、個々の企業の給与水準にはかっちり当てはまらないかもしれませんが、おそらく大きくはズレていないと思います。

(なお、念のためですが、年収は源泉徴収票に記載される額面上の金額で、手取りとは異なります。)

 

新卒、若手クラス:年収400〜550万円

知財部の新卒や若手クラスであれば、年収400〜550万円の範囲内かと思います。

 

ちなみに、平成29年における日本の平均年収は432万円だそうです。
(ソースは平成29年分民間給与実態統計調査結果について(国税庁)

世間一般の基準からすると、大手企業であれば新卒であっても結構いい給料をもらえるということですね。

 

中堅クラス:年収550〜700万円

知財部の中堅クラスになると、年収は550万円〜700万円

入社してから5年〜10年目くらいで、知財部門の主力な戦力を担っているイメージ。

 

ちなみに、私が大手メーカー知財部の入社5年目だったときの年収は約580万円でした。

こちらが当時の源泉徴収票。

知財5年目_源泉徴収票

 

基本的に、大手メーカーの給与水準は年功序列なのですが、入社5年目くらいになるとそれなりに昇給に差がついてきます。

あとは、残業時間によっても給料が変わってくるので、同じ年次であっても人によって年収に多少差があるかと思います。

 

主任クラス:年収700〜1000万円

知財部門の主任クラスになると、年収が700万円を超えてきます。

 

主任クラスとは、実質的に実務レベルでは組織内でNo.1というイメージで、人によってはマネジメント的な業務も入ってくるでしょう。

会社によって役職名が変わってきますが、「主任」や「係長」といった役職がつきます。

 

課長クラス:年収1000万円〜

大手企業の課長などのマネージャー職になれば、多くの企業では年収1000万円を超えてくるでしょう。

役割的には、10人前後の部下をマネジメントするイメージです。

 

部長クラス:年収1200万円〜

部長になれば、年収は1200万円を超えるくらいの水準になります。

 

会社によっては部長が知財部門のトップというところも多いと思います。

企業知財部でここまでいけば、かなりの勝ち組ですね。



知財部員の年収を左右する要素

企業に勤める知財部員の年収を左右する要素は、

  • 知財組織内でのポジション
  • 会社全体の給料水準

の2つがあります。

 

知財組織内でのポジション

知財部門内での役職が上になるほど年収は上がります。

まあ、これは当たり前の話ですね。

 

会社全体の給与水準

知財部員の年収を決める要素としてもう一つ重要なのが、「会社全体の給与水準」です。

 

いくら知財部の中でえらくなっても、会社全体の給与水準が低ければ、大した年収はもらえません。

基本的に、知財部員も会社勤めのサラリーマンであることに変わりはなく、知財部門のみが会社の給与水準を超えることはないからです。

これは、弁理士資格を持っていようと変わりがありません。

 

見方を変えると、給与水準が低い企業から高い企業へと転職することで、同じようなポジションであっても、年収が上がる可能性があります



会社の年収水準が低ければ転職もあり

年収を挙げるための1つの手段として、転職があります。

 

上で述べたことを踏まえると、年収アップを目指した転職では、

  1. 知財部門におけるポジションアップを目指す!
  2. より給与水準の高い企業に入る!
のどちらか(あるいは両方)を狙うことになります。

 

ポジションアップを目指す転職

前者(ポジションアップを目指す)は、年収アップという側面だけから見ると、結構リスキーです。

 

というのも、知財部門内で出世できるかはその人の能力だけでなく時の運も大きな要素。

さらに、転職先の企業で成果を出せるかどうかも未知数なところであり、結果として転職先でポジションアップが果たせない可能性も考えられます。

 

より給与水準の高い企業に入ることを狙った転職

一方、より給与水準の高い企業に入ることを狙った転職では、年収アップという側面では、より成功しやすいでしょう。

給与水準が低い企業から高い企業へと転職することができれば、前職と同じようなポジションであっても、会社全体の給与水準に引っ張られます。

そのため、給与水準が高い会社に転職できれば、かなりの高確率で年収が上がると言えます。

 

ちなみに、良い転職案件がないかチェックするためには、ビズリーチ(BIZREACH)に登録しておくと良いです。

ビズリーチは、スカウトに特化した転職サイトになっていますので、「積極的に転職活動する気はないけど、いい条件だったら検討したい」という場合に特におすすめです!

転職サイトへの登録は無料なので、年収アップできそうな転職案件がないか検討してみてはいかがでしょうか?

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最後に

というわけで、大手企業の知財部だと

  • 新卒、若手クラス:年収400〜550万円
  • 中堅クラス: 年収550〜700万円
  • 主任クラス: 年収700〜1000万円
  • 課長クラス: 年収1000万円〜
  • 部長クラス: 年収1200万円〜
が年収の相場だよ、というお話でした。

 

今勤めている会社で上記の水準よりもだいぶ年収が低いのであれば、転職によって年収アップを目指せるかもしれません。

もし、年収アップを目指したいのであれば、ビズリーチ(BIZREACH)などの転職サイトに登録して、転職案件を色々検討してみるとよいでしょう。

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なお、知財部の転職であれば、下記の記事が参考になるかと思いますので、あわせてどうぞ!

スカウト型転職サイトを使うメリットってなに? 【体験談】知財部員の転職活動〜転職エージェントをこう使った! 知財部に転職するための職務経歴書の書き方