【体験談】知財部員の転職活動〜転職エージェントをこう使った!

数年前に私が転職活動をしたときのネタを上げておきます!

 

当時私は、大手電気メーカーの知財部員。

諸々思うところがあり、ある日一念発起して転職活動をはじめました!

その際に、転職エージェントをどのように使ったのかという、わりと実用的な内容をお届けしたいと思います!

もちろん、私の実体験です!

 

転職エージェントを使うメリット・デメリットって?

まず、体験談をご紹介する前に、転職エージェントについての基本的な話をしておきます。

 

転職エージェントとは、要はリクナビとかDODAなどの、求人情報を紹介してくれる人・組織のことです。

転職エージェントとのやり取りとしては、通常以下のような流れで進みます。

  1. 転職サイトに登録する
  2. 担当者が決まり、連絡が来る
  3. 担当者とキャリア面談をする
  4. 具体的な求人情報が紹介される
  5. その中から興味がある案件を回答すると、応募を進めてくれる
  6. 書類選考に通れば企業と面接
担当者とのキャリア面談が済んだ後は、転職先が決まるまで4.〜6.のプロセスをひたすら繰り返すことになります。

 

なお、担当者から紹介された求人案件については、応募する・しないの意思表示と、応募しない場合は何故しないのかを返事しましょう。

それを繰り返すことで、担当者があなたの希望にあった案件を紹介してくれる可能性が高まるからです。

 

ちなみに、転職エージェントを使う以外にも、企業のウェブサイトから直接応募する、知り合いのコネを使うなどで転職活動を行うというやり方もあります。

 

転職エージェントを使うとここが良い!

そもそもの話で、転職活動の際に転職エージェントを使うメリットは何でしょうか?

 

メリットその1:たくさん求人情報を紹介してくれる

1つ目のメリットは、転職エージェントを使うことで、自分に合った転職先が見つかる可能性が高まるということです。

転職エージェントを使わなくても、自分で企業のウェブサイト等から求人情報を探してきて、直接応募することもできます。

 

でも、企業のウェブサイトで求人情報を載せているところはごく一部で、ほとんどの求人情報はエージェント経由でしか知ることができません。

加えて、自分で求人情報を探すといっても、それはあくまで自分が知っている・調べられる範囲内でしかできません。

 

そうすると、「自分は存在を知らない(あるいは転職先の候補として見ていない)けど、実は自分に合っている」企業の求人に出会う可能性はすごく低いですよね?

 

転職エージェントを使うことで、自分の経歴や能力に合う様々な企業の求人案件が紹介されます。

その中には、「おっ、これは意外とおもしろそうだぞ?!」という求人が混じっている可能性があり、そうやって出会った企業こそが自分の進むべき道だったりするのです。

 

メリットその2:書類の添削や面接のアドバイスをくれる

転職エージェントを使うメリット2つ目は、第三者的な目線でアドバイスをもらえる点です。

 

エージェントの立場としては、登録者を案件を紹介するだけでなく、実際に転職させないと彼らの報酬になりません。

そのため、登録者が少しでも企業から内定をもらえる確率が上がるように諸々のアドバイスをしてくれます。

例えば、履歴書や職務経歴書の内容について添削してくれたり、応募する企業の詳しい情報を教えてくれたり、面接にどういう準備をして望むべきかをアドバイスしてくれたりします。

 

一般的に、企業と転職エージェントとの間で「どういう人に来てほしいか」の情報交換がされており、エージェントは企業側のニーズを把握した上でアドバイスしていますので、彼らのアドバイスは聞く価値ありです!

 

その他にも、転職エージェントは、書類の提出や面接の日程の調整、さらには内定後の条件交渉等を応募者と企業の間に入ってうまいことやってくれます。

自分で企業に直に応募するやり方だと、書類の提出や面接の日程の調整、さらには内定後の条件交渉等も全て自分でやることになり、大変手間がかかります。

 

転職エージェントを使うデメリットってあるの?

一方で転職エージェントを使うことのデメリットというか、煩わしさもあることはあります。

と言っても、転職エージェントは登録者からお金を取ることはないので、大したデメリットではないんですけどね。

 

一旦転職サイトに登録を済ませると、担当者から怒涛のように求人情報が送られてきます。

そして、基本的にはそれらの全てに対して応募する or 応募しないの意志と、応募しない場合の理由を返信することが求められます。

これが人によっては正直しんどいと感じるかもしれません。

ただ、これは致し方ないところがあって、エージェント側としては 登録者が理由を把握しないと適切な求人案件を紹介できないためです。

 

それから、上で挙げたように、登録者を実際に紹介した企業に転職させないと彼らの報酬にならないため、あまり気乗りしない企業に対して応募を進めるように、露骨に誘導してくるエージェントも中にはあります。

そのときは、ほんとに気乗りしないのであればはっきり断るべきですし、あまりに強引なコミュニケーションを取ってくる場合は担当者を変えてもらうか別のエージェントを使うようにしましょう。

 

【体験談】知財部員だった私が転職でエージェントを使ったときの話

さて、前置きが長くなりましたが、私が転職活動の際に転職エージェントを使ったときの体験談をご紹介します!

 

私は過去に大手電気メーカーの知財部に所属していたのですが、あるとき一念発起して転職活動をスタートさせました。

当時私は、知財に関する幅広い仕事をしてみたいという希望を持っていたため、比較的小さめの企業(IT系企業とか)の知財担当のポジションを探しました。

 

一方で、知財の仕事から足を洗ってキャリアチェンジすることも目論んでいたため、経営コンサルやシンクタンクなど未経験の業種も並行して探すことにしました。

まあ、詳しいいきさつは、下記の記事に書いたのでご興味あればご参照下さい(笑)

転職時の企業選びで考えたこと

 

そんなわけで、知財に限らず幅広く企業を探していたこともあって、転職エージェントとしては、マイナビリクルートエージェント、DODA、パソナキャリア等の大手エージェントと、小規模の業界特化型エージェントの合わせて6, 7社くらいに登録しました。

ここらは、各転職エージェントに対してどのようなやり取りをしたのかをご紹介しますね!

 

マイナビ

まず、マイナビです。

なぜ一番最初に持ってきたかと言うと、最終的にマイナビに紹介してもらった会社に転職したからです(笑)

マイナビ経由では、最終的に転職した会社の他、IT系企業を紹介してもらい、そちらも面接まで行きました。

マイナビでは私の担当者とは別に、企業専門の担当者の方がいらっしゃり、その方には面接の準備で非常にお世話になりました。

その企業専門の担当者方は、私が応募した企業の採用担当者と密に情報交換をされており、

  • 会社がどんなビジネスをしているか?
  • どんな人材を求めているか?
  • どういう働き方が求めれているか?
  • 会社がどういった領域に力を入れようとしているか?
といった詳細な情報を教えてもらいました。

さらに、面接の前日には、電話で
「こういうことが面接で聞かれるよ」
というようなことをリマンドしてくれました。

これによって、十分な準備をした上で面接にのぞむことができました。

おかげで面接を突破し、内定を頂くことができました!



 

DODA

DODAの担当者の方は、私のIT系の企業に興味があるという希望を汲み取ってもらい、すごく柔軟にサポートしてくれました。

特に募集を行っていないIT企業に対し、「ポジションサーチをしてみましょうか?」と提案してくれ、私を知財職として採用してもらえないかを直接企業に打診して頂きました。

結局はやはり空きが無いと言われたのですが、こういうことまでやってくれるんだなぁと、印象に残っています。

 

PASONA CAREER(パソナキャリア)

パソナキャリアの担当者の方は、自分の「知財だけでなくコンサルとかも含めて幅広く企業を検討したい!」というわがままな要求に真正面から応えてくれました。

他のエージェントでは、私の知財業務の経験オンリーの経歴を見て、知財職以外の紹介を渋るところもあったのですが、その点、パソナの担当者の方は非常に寛容でした。

逆に、「未経験ではありますが、履歴書的にチャンスありだから強気で応募しましょう!」と背中を押してもらいました。

パソナを通しては、IT企業の知財職、大手化学メーカーの知財職、コンサルティングファーム、シンクタンク、M&Aアドバイザリー、に応募し、面接までは行きました。

結局、別のエージェントの案件に決まって申し訳なかったのですが、パソナの担当者の方には一番お世話になったかもしれません。



 

リクルートエージェント

就職活動といえばリクルートエージェントというぐらい超有名所ですね。

しかし、私の場合、他のエージェントよりも登録のタイミングが後ろになってしまったこともあり、
紹介される案件が他のエージェントからすでに紹介されたものだったりして、
ご縁がありませんでした・・・。

ただ、さすが大手だけあって、サポート面でしっかりしている印象を受けました。

 

その他

上記の他に、比較的小規模な業界特化型の転職エージェントにも登録しました。

その中に、知財特化の転職エージェントもあったのですが、自分にはイマイチ合いませんでした。

 

まず、私が企業への転職を希望していたのに対し、紹介される求人の大半が特許事務所の求人でした。

さらに、東京で転職先を探していると伝えているのに、関西勤務の案件を薦められたり・・・。

その他にも色々あってここからはフェードアウトしていきました。

 

特許事務所も含めて検討するなら知財特化の転職エージェントはいいかもしれませんが、企業の知財職に転職したい場合は大手のエージェントを使ったほうがいいのではないかと思います。
(あくまで当時の状況なので、今は違うかもしれませんが・・・)

 

本気で転職活動をやるなら最低3つはエージェントに登録すべし!

そんなわけで、転職活動ではエージェントを使うべきです。

その際に留意すべきなのは、巷でよく言われるように、
複数のエージェントに登録した方が良いということです。

感覚的に最低3つ以上の転職エージェントに登録したほうがいいじゃないかと思います。

さて、そのこころは?

 

エージェントごとに持っている案件が微妙に違う

正直、以前は、

「エージェントが持ってる求人案件なんてどこも大して変わらないだろう。だから大手のエージェントに登録しとけばいいや。」

と思っていました。

しかし、実際に複数のエージェントに登録してみると、
エージェント間で持っている案件は、意外と違っているなと実感しました。
(もちろん、大部分がかぶっていたというケースもありましたが)

これは、エージェントごとに、得意とする企業や業界が異なっていることによるものなのかなと。

 

なお、ネットなどでエージェントの評判を調べると、
このエージェントは外資系に強いとか、
このエージェントはエグゼクティブ向けの案件を多く扱っている
といったことが書かれていたりします。

しかし、実際にその評判通りかというのは、
実際に登録してみないと分からない部分が多いです。

 

転職というのは、人生においての一大イベントです。

転職したことを後で後悔しないためにも、
その時に取りうる選択肢(要は応募できる企業)のすべてを吟味した上で、
最善を尽くすというのが理想ですよね?!

1つのエージェントにしか登録しなかったがために、
ほんとは自分にとってベストな企業との出会いを知らぬ間に逃してしまった、
ということだけは避けたいものですね。

 

良い担当者に当たる可能性が高まる

上とも少し関連しているのですが、
自分に合う求人案件を見つけ出してくれるかというのは、
ある程度エージェント側の担当者の手腕にかかっています。

そのため、いくらエージェント会社が多様な案件を持っていても、
担当者がしょぼいと、適切な案件を探り当てることができない可能性があります。

 

良い担当者(自分と相性が合うか、有能か)に当たるかどうかは運任せな部分があります。

大手だからと言って、必ずしも自分に合う担当者に当たるわけではありません。

ぶっちゃけ、どの転職エージェントを使うかよりも、どの担当者が自分にあたるかの方が大事なのです。

 

例えば、自分のケースでいうと、ある担当者は、
私の経歴からして、大手企業の知財または法務以外しかありえないということで、
その他案件(コンサル等)については、調べてくれませんでした。

一方で、知財以外にも幅広い形で転職活動をしたいという私の希望をちゃんと考慮してくれて、
知財以外の色々な案件を紹介してくれた担当者もいました。

その際、
「募集要項の条件は満たしていないけど、可能性がありそうだから、とりあえず応募してみましょう」
という具合に、積極的に応募を勧めてくれました。

また、直接の募集は無いけど、ポジションサーチという形で企業に打診したりしてくれたケースもありました。

 

自分としては、このように、自分の希望をできるだけ聞いて、好きにやらせてくれるエージェントの方が相性が良かったです。

やはり、転職は自分の人生に大きな影響を与えるものだから、できるだけの手を尽くしたいですよね?

そんなときに転職エージェントは強い味方になると思います。

 

というわけで、私の体験談含め色々述べてきましたが、
転職エージェントとどのようなやり取りをしながら転職活動を進めるのか、
イメージ湧きましたか?

私は、上で述べたように、様々な転職エージェントのお世話になり、
結果として、非常に満足のいく転職活動ができました。

この場を借りて(まあ、誰も見てないでしょうが)、
お世話になったエージェントの皆様にはお礼を申し上げて、
筆を置きたいと思います!



 

なお、転職活動で書類や面接の準備をどうすすめるべきか下記の記事に書いたのであわせて参考にしてみてください!

知財部に転職するためにはどうすれば良いか?

また、下記の記事で私が転職活動の際の企業選びで考えたことを書いています。

転職時の企業選びで考えたこと

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