知財アナリストの説明会に行ってきました

公開日: : 最終更新日:2017/02/16 セミナー ,

先日、知財アナリスト認定講座の説明会に行ってきました。

説明会では、講師からの講座の修了生の話などがありました。

そこで感じたことについて書きたいと思います。

 

知財アナリストってなに?

まず、知財アナリストの概要について簡単にまとめます。
(ほぼオフィシャルページの受け売りですが・・・)

 

知財アナリストは、知的財産教育協会(知的財産管理技能検定をやっているところ)が認定する資格です。

知財アナリスト認定講座を受講し、さらに試験をパスすることで、知的財産アナリストの資格(AIPE認定知的財産アナリスト)が認定されます。

で、知財アナリストとは、どういうものかというと、

企業経営・ファイナンス・知的財産という少なくとも3つの領域の専門性を持って「経営活動と知的財産活動を結びつけられる人財」、「知的財産の価値評価をできる人財」(オフィシャルページより)

といった人物像をイメージしているようです。

注意事項としては、知財アナリスト認定講座には受講資格であり、弁護士、弁理士、知的財産管理技能士、税理士、公認会計士、中小企業診断士などの資格を持っている人でないと受講できない、とのことです。
(ただし、受講資格が無くても聴講は可能とのこと)

 


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説明会の様子

というわけで、説明会の様子についてです。

講師や修了生の話

この日、講師として講座の説明をされたのは、デロイトトーマツの小林誠氏と、ベンチャー投資家の塚越雅信氏。

自分が担当する講義のアウトラインなどを説明されていました。

ちなみに、小林氏は「M&Aを成功に導く 知的財産デューデリジェンスの実務」の共著者の方ですね。

この認定講座は全7科目あるのですが、科目によって講師の先生が異なります。

講師の中には、鮫島先生など知財業界で名前を聞く先生もいらっしゃいます。

 

講師の説明の後、この講座の修了生の方が、知財アナリストの勉強で得たことやそれを実務にどう活かしているかについてお話されました。

やはり、知財アナリストで学んだことが、他社特許分析や知財戦略の策定などをやる上で役に立っているとのことでした。

受講のメリット

修了生や講師の話によれば、本講座のメリットは以下にまとめられると思います。

  • 幅広い分野の科目があるため視野が広がる。
  • 知財の分析を行うためのツールを手に入れることができる
  • 知財分析に必要な知識が得られる講座がパッケージ化されているため、体系的に学べる
  • 講師が現役で活躍している方々なので、実務に踏み込んだノウハウ的なところも教えてくれる
  • 受講生や講師との交流によって人脈が広がる

受講生の傾向

あくまで、講演された修了生や会場にいた参加者のプロフィールから推測してですが、この講座の受講生は、権利化などをやるバリバリの知財屋さんというよりも、企画寄りの人が多そう、という印象でした。

例えば、知財部で企画(特許分析や予算管理など)をやっている人や、研究開発部門で特許出願戦略に関わっている人、などでしょうか。

 

感想

説明会で話を聞いて、この講座に興味をひかれたのはたしかです。

ただ、やはり悩みどころなのは、この講座で得られるものが果たして受講料に見合うものなのか?というところです。

当日もらったパンフレットによれば、知財アナリスト講座全7回の受講料は、
9万〜14万円(ただし、知財管理技能士でない人は10万〜15万円)。

科目の中には特定の資格を持っている人は免除できるものがあるため、免除すれば多少安くはなりますが、それでもそれなりの金額ではあります。

まあ、現役でバリバリ活躍している方々が講師をされるので当然といえば当然ですが。

 

この講座に何を求めるかは人それぞれだと思いますが、自分も含め多くの人は、知財の分析ノウハウを身に付けることが一番の目的なのではないかと思います。
(知名度が低いので、資格取得すること自体のメリットはほぼ無いかと。)

知財分析についての一定の方法論を体系的に教えてくれるはたしかに魅力的ですが、この講座でしか教えてくれない秘伝の方法というのは多分無いわけで・・・。

結局、無料のセミナーや市販の書籍などで拾っていけばある程度得られる知識なのかな?という気はしています。
(あくまで、そういう気がするというだけで根拠はないです。)

あとは、この講座で築くことができる講師や受講生とのネットワークにどれだけ価値を見出すか?というところ。

 

というわけで、知財アナリストについて色々と述べてきました。
注意して頂きたいのは、私はあくまで説明会の話を聞いただけで、実際の講義に参加したことはなく、上記は完全に部外者の意見だということです。

実際に知財アナリスト認定講座を受けるかについては、検討中ということで(笑)



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Comment

  1. Pontagon より:

    初めまして。本ブログを拝読させて頂いております。
    この度、こちらの記事を弊ブログで紹介させて頂きました。何か不都合等ございましたら、ご連絡を頂ければ幸いです。
    よろしくお願いいたします。

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