知財部員の一日って?

公開日: : 最終更新日:2017/02/16 知財部1年目の教科書 , ,

前職を参考に、大手企業の知財部での一日のモデルを書いてみました。
では、早速ある知財部員の一日を見てみましょう!

ありがちな一日 Part1

-am 8:30
出社

-am 9:00
拒絶理由通知への対応を検討する。
発明者と打ち合わせをする前に、大体の方針を考えておく。
落とし所を探るために基本件や関連件の登録状況を調べる。

-am 10:30
拒絶理由通知への対応について、発明者と打ち合わせ。
拒絶理由通知の内容を説明した後、「こんなかんじでどうでしょう?」と考えた方針を提案する。

-am 11:30
打ち合わせの内容を忘れないうちに、先程の件のざっくりとした案文を作る。

(昼食)

-pm 1:00
午前中とは別の件の意見書を作成。
回答期限が迫っているので、焦る。
(あまり期限ギリギリに回答すると、上司から小言を言われる・・・)

-pm 3:00
特許事務所の先生から電話。
拒絶理由通知の対応についていくつか質問を受ける。

-pm 5:00
なんとか意見書の案文が完成。
案分を事務所に送って、清書してもらう。

-pm 5:30
今日は残業ができない日なので、早々に帰宅。



“"

ありがちな一日 Part2

-am 8:30
出社

-am 9:00
明細書作成を行う。
発明者の書いた発明提案書をベースに色々修正するかんじ。

-am 10:30
開発との会議。
開発が上げた発明提案について、出願するか?どういうクレームを作るか?について議論する。

(昼食)

-pm 1:00
明細書作成続き。
提案書で何を書いているのか分からない箇所があるので、発明者に電話して質問。

-pm 3:00
煮詰まったので、別の仕事(意見書作成)を始める。

-pm 4:00
先日、事務所に依頼した外国出願用の英文原稿が返ってくる。
翻訳が正しいか、内容をチェック。
中国や韓国などの非英語圏に出願する場合、英文原稿が翻訳の元になるので、慎重に。。

-pm 6:00
明細書作成を再開。
クレームの表現について、あれこれ悩む。

-pm 7:30
退社。

知財部員の一日はこんなかんじ?

以上、ある知財部員の一日を書いてみました。
その他、審査請求検討や特許調査、さらには細々とした雑務等が入ったりしますが、基本はこんなものです。

仕事としては、明細書書いたり、意見書作ったりと、特許事務所と似たようなことをやってますね。
ただ、発明の初期の段階から係わったり、発明者と直に話したりする機会が事務所よりかなり多いかなと思います。

なお、知財部員の仕事は、会社、部門によってかなり異なるので、あくまでご参考までに。
(実際、今の会社での仕事とは、時間の使い方が結構違うなぁと。)

なんとなくイメージが湧いたら幸いです。


“"

ads

関連記事

サラリーマン

知財部員の役割は媒介すること

最近なんとなく考えたことについて。 会社で知財の仕事をしていると、よく人と人の間に立つことがあ

記事を読む

tree

知財部での仕事に必要な資質って?

知財の仕事は一種独特なところがあり、これに合わない人は結構しんどい思いをすることになります。

記事を読む

出社

知財部ってどんなところ?

最近では、知財に興味を抱く学生の方も多いようですが、知財部ってどういうところなのか、外からはなかなか

記事を読む

スクリーンショット 2014-02-08 15.48.08

新企画:知財部1年目の教科書

ブログも一新したということで、新しい企画を始めたいと思います。 題して「知財部1年目の教科書」

記事を読む

ads

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

ads

tree
就活中の学生からの質問 その2

就活中の学生からの質問に答えるコーナー、第2回目です! ご質問の

71YAHkYutSL
脳が認める勉強法

脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真

IMG_5075
2017年 今年の目標

明けましておめでとうございます。 早いもので2017年と

41gwztgnokl
採用基準

採用基準 posted with amazlet at

a0790_001216
弁理士の日 知財業界でホットなもの

どうもお久しぶりです! 今年も弁理士の日の企画ということでドクガ

→もっと見る

PAGE TOP ↑