スタサプTOEICを使った勉強法|成績アップの進め方はこれ

リスニングのイメージ

TOEICを受け始めて、かれこれ10年くらい経つ私。

色々とTOEIC対策をやってきましたが、TOEIC対策のツールとして、一番効果が高いと思うのがスタディサプリTOEICです。

ちなみに、私はスタサプTOEICを半年以上使っていますが、かなり効率良くTOEIC対策ができていると感じています。

 

といっても、確かにスタサプTOEICは優れた学習ツールなのですが、ただ漫然とやるだけでは、なかなか力がつかないのも事実。

そこで、私が半年以上スタサプTOEICを使い込んで編み出した、スタサプTOEICおすすめの勉強法をご紹介します!

 

なお、本記事はスタサプTOEICをすでに使っている人向けの内容になります。

私がスタサプTOEICを使った感想と効果については、下記の記事で詳しく書いているので、こちらをご覧ください。

大学の専攻のイメージスタディサプリTOEICの感想|スコア900の僕に効果はあったか?
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試験本番までのスタサプTOEICの進め方

TOEICまでのスケジュールのイメージ

スタサプTOEICに含まれるコンテンツはかなり膨大な量となっています。

従って、全てを終えてからTOEIC本番を受験するというのは現実的ではありません。

TOEICの試験本番までに、何のコンテンツをどのような順番・期間で進めるのか?

というスケジュールを意識することが重要です。

 

そこで、私がおすすめするスケジュールをご紹介します!

(なお、下記はTOEICのスコアが600点以上ある人をイメージしています。)

スタサプTOEICはこの順番でやるべし

スタサプTOEICでは、「中上級者向け学習法」として下記のようなスケジュールが紹介されています。

スタサプTOEIC_学習スケジュール

文章にすると、

  • パーフェクト講義をだいたい2週間程度で終わらせる
  • 間違えた問題ができるようになるまで復習する
  • 並行してTEPPAN英単語は毎日やる
  • パーフェクト講義が終わったら、実戦問題集をやる(1セットずつ完璧にする)

というかんじですね。

ただし、実戦問題集はTOEIC数十回分のボリュームがあるため、全てやるのは現実的ではありません。

試験本番までに2, 3セットを完璧にしておけば十分だと思います。

 

基本的には公式のスケジュールで問題ないのですが、上記に加えて「パーフェクト講義 英文法編」も絶対やっておきましょう!

 

「パーフェクト講義 英文法編」では、TOEICで必要となる英文法をコンパクト且つ超わかりやすく解説した講義です。

講師(関先生)が英文法を斬新な切り口で解説しているので、中級者以上の人も目からうろこが落ちるような学びが必ずあるはず。

(実際、スコア900点以上ある私でも、「パーフェクト講義 英文法編」はめちゃめちゃ勉強になりました。)

 

公式のスケジュールでは「パーフェクト講義 英文法編」は必須とはなっていませんが、これをやらないのは非常にもったいないです!

公式問題集で本番演習が必要

TOEICで良いスコアを取るためには、本番と同じように2時間で200問を解く訓練が必要です。

しかし、スタサプTOEICは、一問回答するごとに解答が表示される仕様となっているため、上記のような訓練には不向きです。

 

そこで、スタサプとは別にTOEICの公式問題集を使って本番を想定した演習をするのがおすすめです。

公式問題集を使った本番演習では、

  • リスニングパートの音源は予めスマートフォンにダウンロードしておく
  • タイマーを120分(2時間)に設定し、リスニングパートの再生開始とともに、タイマーをスタート
  • 解答を紙のマークシートに記入
  • リスニングパートが終了するとすぐにリーディングパートの問題を解き始める
  • タイマーが鳴った(2時間が経過した)ら問題を解くのをやめて、採点に入る

という流れで進めます。

もちろん、間違えた問題の復習はしっかりやりましょう。(各Part別の復習のやり方は後ほど詳しく述べます)

 

TOEICはとにかく問題を解くスピードが求められる試験で、時間配分がめちゃめちゃ大事です。

上記のような問題演習を何度か行うことで、TOEIC試験の時間感覚が養われ、試験本番に自分の力を出し切ることができるようになります。

本番までの学習スケジュール

TOEIC本番までの勉強期間は最低3ヶ月(じっくり対策する場合は半年)は確保しましょう。

スタサプTOEICをやり込み、且つ本番の予行演習をやるためにそれくらいの期間が必要です。

 

まとめると私が推奨するスケジュールは以下のようです。(本番の3ヶ月前から勉強開始を想定)

学習スケジュール
  • 1ヶ月目
    パーフェクト講義とパーフェクト講義 英文法編を全てやる
    並行してTEPPAN英単語は毎日やる
  • 2ヶ月目
    実戦問題集を2, 3セットやる
    加えてパーフェクト講義の復習
    並行してTEPPAN英単語は毎日やる
  • 3ヶ月目
    公式問題集を使った本番演習
    加えて実戦問題集の復習
    並行してTEPPAN英単語は毎日やる
    全てのコンテンツの総復習

公式で推奨するスケジュールよりも、英文法編を並行してやる分少し期間がかかりますが、これが後々で効いてきます!

もし3ヶ月より長い期間勉強時間を取れるのであれば、実戦問題集や本番演習の回数をさらに増やして、より万全に対策をします。

【Part別】スタディサプリTOEICを使った勉強法

ここからはTOEICのPart別に、スタサプTOEICをどう使って勉強していけばいいかにフォーカスしていきます。

私がおすすめする勉強法は以下のとおりです。

スタサプTOEICの勉強法
  1. 設問の答えだけでなく、問題文を完璧に復習する
  2. Part 1, 2は問題文のディクテーションをやる
  3. Part 3, 4は問題文のシャドーイングをやる
  4. Part 5で間違えた問題は「パーフェクト講義 英文法編」を都度参照する
  5. Part 7は、文章の構文解析を完璧にする
  6. 「パーフェクト講義 英文法編」を聴いて、自分なりの英文法メモを作る

設問の答えだけでなく、問題文を完璧に復習する

まず、全パートに共通する心構えについてですが、それは、

設問ではなく、本文中心に学習すべき

です。(スタサプ講師の関先生の表現です)

 

これは言い換えると、間違えた問題の答えを復習するだけでなく、問題文(リスニング問題の会話、Part 7の長文など)について、

  • ディクテーション
  • シャドーイング
  • 文章の構文解釈

をしっかりやり込むべし、ということです。

 

過去の私もそうでしたが、多くの人は問題を解いて、間違えた問題について解説を読んだり解き直したりする、といった学習の進め方になっていると思います。

しかし、それだけでは、リスニングや長文問題などは根本的な実力がついていきません。

 

スタサプTOEICでは、ディクテーションやシャドーイングといった、本文中心の復習をするための各種機能が充実しています。

こういった機能を最大限に活用して学習を進めることで、しっかりした実力が付いていきます!

パート別の勉強法(復習法)

下記では各Partの復習方法をメインで書いていきます。

Part 1

問題を一通り解いたあとは、復習機能を使って正解できなかった問題を再度やります。

そして、すべての問題文についてディクテーションを行います。

ディクテーションによって、英文を集中して聴くことになりますし、英語の細かい発音に注意が向くようになります。

ディクテーションはスマホよりPCでやったほうが断然早くできるので、PCで練習するのがおすすめです。

以下のPCの操作を覚えておくとスムーズです。

  • スペースキーで音声再生
  • エンターキーで次に進む

Part 2

Part 1と同じく、一通り設問を解いたら、すべての本文と設問について、ディクテーションを行います。

うまく聞き取れなかったり、時間がかかってしまう問題にはチェックマークをつけて、何度も繰り返しましょう。

Part 3

Part 3は、2人(もしくは3人)の会話に関する内容が問われるもので、Part1や2に比べると文章が長くなります。

これは関先生が言っていることそのままなのですが、とにかく徹底的にシャドーイングすることです。

 

ポイントとしては、お手本と自分の声とを対比する機能を使って、自分のシャドーイングが単語を聞き逃したり聞き間違いをしてないかを確認していきます。

スタサプTOEIC_音声比較

うまく再現できなかった文章は記録しておいて、日をおいて2回、3回とシャドーイングに挑戦します。

 

なお、シャドーイングでは、デバイスはスマホを使うといいですね。

私は、部屋の中をウロウロ歩きながらシャドーイングをやっています(笑)

こうすると、眠くならなくていいです。

Part 4

Part 4も3と同じような勉強法になります。

シャドーイングをがんばりましょう。

Part 5

最初に一通り問題をやりますが、できなかった問題や正解したけど迷った問題をチェックしておいて、復習します。

その際におすすめなのが、「パーフェクト講義 英文法編」を都度参照して、知識を定着させることです。

文法問題でミスをしたり、わからないところがあったら、「パーフェクト講義 英文法編」の該当する講義を聞き直したり、メモを見直したりします。

講義を聴き直すことで、より知識が強化されます。

Part 6

Part 6はPart 5(穴埋め問題)とPart 7(長文)の合いの子です。

従って、間違えた箇所の復習をしっかりやることと、本文をきちんと精読することとが大事です。

Part 7

問題の文章を最初から最後まで精読します。

その際は、構文(主語・動詞はどこか?修飾関係がどのようになっているか?)を意識して読むようにします。

そして、音読で構文を意識しながら、文章を読むという訓練を積みます。

英文法編

英文法編にもふれておきます。

まずは全53レッスンを全てやります。

そして、できなかった問題を再度解いたり、理解が十分でないところは講義を聞き直したりします。

 

その際におすすめなのが、講義動画での学びや間違えた問題をまとめた英文法メモを作ることです。

Part 5の問題演習をやっていると、「どうなってたっけ?」となる場面が結構あります。

そんなときに英文法メモがあると、前に学習したことをさっと見直せますし、記憶に残りやすくなります。

私もEvernoteにこんなかんじでまとめています。

関先生語録

文法問題でミスをしたり、わからないところがあったら、このメモを見直したり、該当する講義を聞き直すようにしています。

まとめ

というわけで、スタサプTOEICを使ったおすすめの勉強法についてご紹介しました!

再度勉強法のポイントをまとめると、

  • 「パーフェクト講義 英文法編」はやったほうがいい
  • 3ヶ月を目処にTOEICの本試験を受けるスケジュール
  • 本番の1ヶ月前くらいから、公式問題集で本番演習をやる
  • 設問に正解するだけで満足せず、問題文をきちんとやり込む
  • Part 1, 2はディクテーション、Part3, 4はシャドーイングが効果的
  • Part 5は間違えた問題に対応する英文法編を見直す
  • 英文法メモを作ろう

ということですね。

 

スタサプTOEICの進め方の参考になると幸いです!

 

スタサプTOEICの詳細な内容やレビューについては、下記の記事で詳しく書いているので、こちらをご覧ください。

大学の専攻のイメージスタディサプリTOEICの感想|スコア900の僕に効果はあったか?

 

また、スタサプTOEICの講師である関先生の評判については、以下の記事で詳しく書いています!

オンライン予備校のイメージ関先生の講義や参考書の評判は?|アンチもいるけど実際どうなの?
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