【退職エントリ】20代のぼくが大手企業を辞めた理由

退職エントリという言葉があるのを最近知りました。

退職エントリとは、会社を辞めるときに思いのたけを綴ったブログ記事のことをいうみたいです。

有名な退職エントリだと下記にまとめられてますね。

>>キャリアを考えるヒントだった「退職エントリ」が、いまや炎上の火種になっていた…

 

この言葉を知って、「そういえば過去に自分も退職エントリ的なものを書いていたなぁ」と思い出しました(笑)

 

というわけで、この記事では、私が当時20代で大手企業を退職するときに書いた記事を振り返りつつ、若手が大企業を辞める理由を探ってみたいと思います。

 

20代で大手企業を辞めたときの退職エントリ

恥ずかしながら、だいぶ前に書いた私の退職エントリを挙げます(笑)

前やっていたブログからの転載です。

 

ちなみに背景としては、下記のようなかんじです。

  • 理系の大学院から専門職採用で入った企業(大手電機メーカー)を辞める時の話
  • 会社は5年弱勤めて、当時20代の後半
  • 仕事は知財という開発者がした発明を特許出願する仕事をしてた

 

それでは、どうぞ!

会社を辞めます

タイトル:会社を辞めます
2012/04/12 (Thu)

どうもお久しぶりです。

ブログを放置して早二ヶ月以上が経過しました。

季節は春。

道端の木々が色づき始め、あちこちで初々しい新社会人たちを見かけます。

ところで、近頃の若者は3年で会社を辞めるなどと言われております。

(中略)

 

と、くだらない前置きが長くなりましたが、この度、私は今の会社を辞めて転職することにしました。

上の基準よりは少し長い、5年で辞めることになりますね。

 

転職についてはだいぶ前から考えており、ちょこちょこ活動をしたこともありましたが、特に今の会社を辞める程の強烈なモチベーションがあるわけでもなく、ズルズルと現状を維持していました。

 

しかし、年明けに、「やはり、行動を起こさなければならん!」と覚悟を決め、転職活動を開始。

この2ヶ月くらいは、企業選び、面談やその対策などに奔走していました。

そして、3月の末に内定をもらい、現在は退社の準備を慌しく進めているという次第です。

 

転職をした一番大きな理由は、権利化だけでなく、もっと知財全般に関わる仕事をしたいと思うようになったからです。

 

現職では、ある製品の特許権利化(明細書作成、拒絶理由通知対応)にフォーカスしてやっています。

大企業であるため、仕事の細分化されており、他の事業分野の仕事や、ライセンス、訴訟、ブンライディング等の他の知財分野の仕事に関わる機会がほとんど無いという状態でした。

このままでは、偏った経験しか得られないと考え、その他にも思うところがあって(地方に飛ばされているとか)、転職することを決断しました。

 

次に行く会社は、急成長しているIT系企業の法務部です。

知財部門を立ち上げたばかりで、自由度の高い仕事ができそうなところに惹かれました。

少人数でやっているので、権利化に限らず、幅広く知財の仕事をやっていくみたいです。

また、社内の知財制度を設計したり、事業立ち上げ段階から経営企画に入り込んで戦略を練ったりと、おもしろい仕事ができそうです。

(後略)



最終出社日

続いて、新卒から5年間勤めた会社の最終出社日を振り返った記事も挙げておきます。

 

タイトル:最終出社日
2012/04/16 (Mon)

先週末が最終出社日でした。

 

新卒で入社して、5年間勤めた会社。

最後の日なので、今までの思い出をかみしめつつ、お世話になった方との別れを惜しむ・・・、

 

と、そんな余裕は全くなく、机の整理やらメールの返信、さらには最終日だというのにOAの打ち合わせをやったりして、会社を出る直前までテンパってました(笑)

 

ですが、同期、先輩、後輩と、色んな人がメールを送ってくれたり直接声をかけてくれたりして、胸が熱くなりました。

退職して初めて、まわりの人がいかに自分を思ってくれているかというのが分かりますね。

 

転職が決まった当初は「わーい、東京だ~」とテンションがだだ上がってたけど(笑)、さすがにその日は神妙な気持ちになりました。

この会社で知り合った人に対しては、ほんとに感謝の念を感じています。

 

とは言え、一方で、どこか今の状況に現実感が無いというか、会社を辞めたという事実を100%受け入れられいない自分もいます。

また、月曜日には会社の居室に戻って来るような感覚でいます。

実際は、おそらく二度とそこへ戻ることはないんでしょうけど。

 

多分、次の会社に行って、向こうの環境に慣れたときに、ふと「あぁ、もう自分は○○の社員じゃないんだな」と思うんですかね。

 

今回の転職活動→退職の流れの中で、自分のこれまでの人生で何を得たのか、これからどんな生き方をしていくのかということを真剣に考えさせられました。

この経験を通して、自分は、人間的に一皮剥けたような気がします。

 

諸々の迷惑をかけて出ていくにもかからわず、今の会社には暖かく送り出してもらったんだから、次の会社では死ぬ気でがんばるしかないですね。

 

年をとってから、この決断がベストな選択だったと思えるように。。

 

改めて今読み返してみると、我ながらテキストが詩的で、味わい深いものがありますね(笑)

もはや忘れかけていたフレッシュな気持ちがよみがえったなぁ・・・。



若手社員が大企業を退職する理由

ここからは、若手社員が大企業を退職する理由について考えてみたいと思います。

 

私のように大企業を辞めた人の退職理由には、ある程度似通ったものがあります。

 

  • 仕事が細分化されててつまらない
  • 形式的な打ち合わせや社内調整業務など、意義が感じられないことに時間を取られる
  • 上が詰まってて、昇給・昇進の見込みがない

あたりが典型的な理由ですね。

 

総じて、キャリア的な行き詰まりが若手社員が大企業を離れる理由だと言えます。(もちろん全ての大企業に当てはまるわけではありませんが)

ただ、10年くらい前までは、

大企業は雇用が安定しているので、一度入ってしまえば定年までそれなりに良い給料と手厚い福利厚生が受けられる

と言う大企業ならではの大きなメリットがあり、それが大企業に留まるインセンティブになっていました。

 

しかし、昨今ではソニー、シャープ、東芝など、大手企業であっても業績不振でリストラが敢行されるようになりました。

さらに、経団連の会長も「終身雇用はもう守れない」と発言する始末・・・。

 

そのため、大企業に居続けることのメリットよりもリスク(スキルが社内最適化をされて社外で通用しなくなるリスク)の方が圧倒的に大きくなっている状態です。

 

当時の私も、そこまではっきりと自覚してなかったものの、そのような考えで大企業を辞めるに至ったんだと思います。



20代に大企業からの転職をすすめるか?

で、20代のときに大企業を辞めた私自身、退職から7年ほど経った今、当時の選択を後悔しているかというと、まったく後悔してないです。

転職後の会社の方が働きやすいし、仕事もおもしろいです。

 

もちろん、現在の仕事や職場環境に特に不満を感じていないのなら、大企業に残るべきだと思います。

終身雇用が厳しくなっているとはいえ、いまだに大企業は世の中の大多数の企業より安定しているし待遇も良いです。

 

一方で、会社に閉塞感を感じつつもずるずる辞めれずにいるのは、ハッピーな状況じゃないと思います。

もはや大企業に諸々の不満を我慢してまでしがみつく価値はなく、20代の動きやすいときにさっさと転職すべきです。

 

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【体験談】知財部員の転職活動〜転職エージェントをこう使った!

 

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