ネットを徘徊してたら、たまたま面白い記事を見つけました。
この士業の中に弁理士も入っており、なかなか惨憺たる結果で笑えたのですが、ふと
実際のところ弁理士って結婚相手としてどうなんだろう?
と思ったので、自分の考えを書いてみようと思います。
(かなりゆるい記事です)
本記事の内容
女性が結婚したいと思う士業ランキングで弁理士は惨憺たる結果
上で挙げた記事をもうちょっと詳しくご紹介します。
士業(弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、弁理士、一級建築士、行政書士、社会保険労務士、不動産鑑定士、土地家屋調査士)の中から、どの士業と一番結婚したいと思うのかを調査したものです。
調査対象は、20歳~39歳までの女性。(インターネットサーチ)
で、その調査の結果がこちら。
女性が結婚したいと思う士業ベスト10
第1位 建築士(一級建築士)(42%)
第2位 弁護士(26%)
第3位 税理士(11%)
第4位 公認会計士(8%)
第5位 司法書士(4%)
第6位 社会保険労務士(3%)
同率6位 行政書士(3%)
第8位 弁理士(1%)
同率8位 不動産鑑定士(1%)
同率8位 土地家屋調査士(1%)
さらに、「逆に結婚したくないと思う士業をあえて選ぶとしたら?」という項目では、
逆にあえて結婚したくない士業を選ぶとしたら?
第1位 弁護士(54%)
第2位 土地家屋調査士(10%)
第3位 税理士(7%)
同率3位 行政書士(7%)
第5位 司法書士(5%)
同率5位 弁理士(5%)
第7位 公認会計士(4%)
第8位 一級建築士(3%)
同率8位 社会保険労務士(3%)
第10位 不動産鑑定士(2%)
と、弁理士は同率5位でした。
このように、女性が結婚したい士業で、弁理士は見事最下位を獲得!
まあ、弁理士はそもそも世間的な知名度が低いので、どの項目も下位ランクなのは、仕方がないですね。
しかし、「結婚したくないと思う士業」で弁理士は5位と、微妙に順位が上がるのは何故なんでしょうか?
ちなみに、第1位は知名度が一番高いと思われる弁護士。
弁理士の知名度が低いのであれば、「結婚したくないと思う士業」でも積極的に選ばれるはずは無いのですが・・・。
これは、わずかにでも弁理士というものを見聞きしたことがある女性が、顔をしかめながら「結婚したくないと思う士業」として清き1票を投じたものだと推測されます。
このアンケートを鑑みると、世間の女性から見て
弁理士は、結婚相手として何も印象がない、もしくはややマイナスイメージを持たれている
と考えるのが妥当ではないかと思います。
で、実際のところ弁理士はどうなの?
上記のように一般女性のイメージがあまり芳しくない弁理士ですが、あくまでイメージであって、実際の弁理士を知っている人は非常に少ないんじゃないかと思います。
では、実際のところ弁理士というものはどのような人物像なのでしょうか?
以下に、私が思う平均的な弁理士像を述べてみたいと思います。
念のためですが、あくまで弁理士の平均的なイメージなので、それに当てはまらない人も多々いることを断っておきます。
(例えば、「東大生」の中に、イケメンのスポーツマンもいれば、典型的なオタクもいる、というのと同じことです。)
年収はそれなりにある
弁理士の年収のボリュームゾーンは、だいたい600~1000万円で、世間のサラリーマンと比べると高収入です。
特許事務所のパートナークラスになると、年収2000万円を超えると言われています。
学歴は良い
弁理士は、高学歴の人が多いです。
弁理士試験の統計を見ると、毎年、東大、京大、早慶などの一流大学の出身者が合格者の多くを占めます。
理系・・・
職業柄、弁理士の多くは理系です。
大学時代に理系学部(工学部とか)のお知り合いを思い浮かべてみると良いでしょう。
・・・はい、なんか真面目で野暮ったいイメージが浮かんできますね(笑)
弁理士の人物像は、だいたいそんなかんじだと思ってもらって差し支えありません。
ちなみに、女性弁理士は、リケジョのイメージのほぼそのままです。
細かくて理屈っぽい?
弁理士の多くは、特許というものを扱っており、それが人格形成に(負の)影響を与えていることは否定できません。
特許明細書という技術を難解な表現で説明した小難しい文章に日々慣れ親しみ、句読点の打ち方ひとつで小一時間議論を交わすような職業です。
その結果、元々理系の持つ理屈っぽいとされる性質が、さらに磨きをかけられ(あるいは歪められ)、弁理士の人格が形成されていきます。
また、弁理士の仕事は、シーンとしたオフィスで誰ともしゃべらず黙々と書面作成することがほとんど。
人とのコミュニケーションに難がある人が多いのも事実です。
弁理士は結婚相手としてはイケてる?!
上記のような弁理士の人物像を踏まえて、弁理士は結婚相手としては良いのでしょうか?
私の意見としては、弁理士は結婚相手としては悪くないと思います。
いや、ぜひともおすすめしたい!
弁理士の良いところ
やはり、弁理士は年収が比較的高いのは、アピールポイントですね。
もちろん、弁護士などと比べると見劣りしますが、世間一般の基準からすると、弁理士も十分高所得です。
また、弁理士は高度な専門職なので、なにかあっても食いっぱぐれるリスクが比較的低いです。
周りを見ていても、転職などはあっさりと決まります。
それから、社会的なステータスも悪くないですね。
なんといっても弁理士資格を取るのはものすごく難しいので。
わかる人には「弁理士」と言うと「お〜すごいね!」と言ってもらえます。
(まあ、その「わかる人」が世間にごくごく少数しかいないのが悲しいところですが・・・)
弁理士のイマイチなところ
一方で、性格面においては、合う合わないはあるでしょう。
弁理士は良くも悪くも、理系っぽいの人のかんじをつきつめたような人が多いです。
理屈っぽいですし、ビジュアル的にもパッとしないです。
日常会話において、
- 〇〇という言葉の定義はなに?
- さっき言ったことと矛盾してるよ?
といったようなセリフを投げかけることが多々あるかもしれません。
(しかし彼は悪気なく至って大まじめにそれを問うているのです。)
それがとくに気にならなければ、結婚相手としては諸手を挙げておすすめです。(あとはメリットしかない!)
裏を返せば、真面目なので、家庭を鑑みずに遊びまわるということがなく(たぶん)、結婚相手として安牌なんじゃないでしょうか?
浮気はしません!(たぶん)
そもそも浮気ができるようなタマではないのです。
一方で、「理屈っぽくて細かい人は生理的に無理!」という方は、結婚相手としては厳しいですね・・・。
人間には合う合わないがあるので、黙ってまわれ右していただければと。
あと、弁理士は職業柄、期限ものに追われることが多いので、忙しいことはあるかもしれませんね。
そのかわり、普通の会社員よりは勤務時間の融通が効きやすいんじゃないかと思います。
最後に
というわけで、弁理士は理屈っぽくて細かいが、真面目だし、それなりに高収入なので、結婚相手としてはおすすめだよ!、という話でした。
まあ、これを書いている私自身が弁理士資格を持っている人間なので、バイアスがかかっていることは否定できません。
てゆーか、完全に自己弁護です、はい・・・。
この記事によって、「女性が結婚したいと思う士業ランキング」において、弁理士の順位が少しでも上がることを祈念しながら筆を置きたいと思います。