理系資格のおすすめランキング!【最強なのはどれ?】

理系はやめとけのイメージ

理系といえば、研究者やエンジニアになることが多く、資格とはあまり縁がないようにも思えます。

 

し・か・し!

じつは理系の人が取って役に立つ資格がいくつかあります!

私も理系出身ですが、実際にいくつか資格を取って役立てています。

 

というわけで、この記事では、理系資格の中でおすすめのものをご紹介します!

おすすめの理系資格ランキング!

資格ランキングのイメージ

世の中に資格と呼ばれるものはごまんとあります。

国家資格から、どこぞの企業が認定する怪しい民間資格まで様々・・・。

その数は3000種類以上あると言われています。

 

その中で、理系資格を私の独断と偏見でランキングする、というのがこの記事の主旨です。

理系資格とは?

まず、前提として理系資格とは、

試験内容に理系の知識が必要だったり、理系の人が多く受験する資格

と定義します。

 

この理系資格を、資格取得の難易度や資格を取得することのメリットなどを勘案してランキングします。

 

なお、ランキングからは、理系資格であっても受験資格のハードルの高いもの(例えば、大学で指定科目を修了しなければならない、数年間の実務経験が必要など) は除いています。

具体的には、

  • 医師免許
  • 一級建築士
  • 薬剤師

などです。

これらは、大学でそれ専門の学科を修了してないと、そもそも受験できないため、除いています。(もちろん、取得できれば非常に強い資格なのは言うまでもありません)

ランキング

では、理系資格のランキングをご紹介します!

理系資格ランキング!
順位 資格名 難しさ 有用性 概要
1位 弁理士 特許出願などの知財手続きを代理することができる国家資格。独立開業も可能!
2位 技術士 科学技術に関する高度な知識や応用能力を備えていることを認定する国家資格。技術コンサルタントなどへの道が開ける
3位 情報処理技術者 簡単〜普通 ITやソフトウェアなどの専門知識を認定する国家資格。特にIT系の仕事をするのにあると良い
4位 危険物取扱者 簡単〜普通 危険物(ガソリンや有機溶剤など)の取り扱いに必要となる国家資格。工場や研究所などの現場で需要あり!
5位 知的財産管理技能士 簡単〜難 低〜中 知財の実務知識を認定する国家資格。特許出願に関わるエンジニアや知財部勤務の人は取っておくと良い
6位 G検定(ジェネラリスト検定) 簡単 AI・データサイエンスに関する民間資格。近年急速に受験生が増えている

ちなみに私は、この中で、弁理士、情報処理技術者(応用情報処理技術者)、知財管理技能士の資格を持ってます。

各理系資格について、もうちょっと詳しく説明します。



おすすめ理系資格1【弁理士】

弁理士とは?
  • 特許出願の代理などを行う知的財産のプロフェッショナル
  • 理系に人気が高く、理系資格の最高峰と呼ばれることも
  • 受験資格は特になく、資格を取れば独立も可能!

個人的に、理系資格の中で最強だと思うのが弁理士です。

弁理士とは、特許や商標などの知的財産権の出願手続きを代理する国家資格。

とくに理系出身の弁理士は、発明(技術)を扱う特許の仕事を専門にすることが多いです。

 

取得は非常に難しいですが、理系の知識を役立てることができ、うまくいけば独立開業もできるので、取得メリットが高いです。

理系に向いているポイント

弁理士とは、特許や商標などの知的財産権の出願手続きを代理する資格。

弁理士試験の最終合格者のうち、8割以上が理工系となっており、まさに理系のための資格と言えます。

 

特許は発明の内容を理解し、その内容を明細書という出願書類に落とし込むため、発明内容を理解するために理系の知識が必須になってきます。

実際、特許を専門にしている弁理士の多くは、研究や開発の経験者です。

 

詳しくは、下記の記事を参照してみてください。

弁理士に理系が多い理由や、個人的な体験として私(理系出身)がなぜ弁理士を目指すことになったのか?を書いています。

研究員のイメージ弁理士は理系出身者が8割なのはなぜ?【大学生の僕が目指した理由】

資格取得のメリット

弁理士試験は難しいぶん、資格取得のメリットもかなりあります。

 

まず、弁理士として、独立開業をすることができます。

これは法律(弁理士法)によって、特許出願などの知財手続きの代理は弁理士の独占業務と定められているからです。

もちろん、弁理士として独立開業するためには、豊富な実務経験が必要ですし、仕事を取ってくるためにクライアント開拓する必要があり、容易なものではありません。

しかし、独立して成功すればかなりの高収入となるので、資格としての意義は高いです。

 

また、独立開業しなくても、企業や特許事務所において、昇進や転職が有利になるというメリットがあります。

やはり、弁理士は取るのが非常に難しいので、知財関連の法律の専門家ということで、評価されやすくなります。

実際に、私のまわりの弁理士も、転職などはあっさりと決まっていますね。

弁理士を目指すには?

弁理士に興味を持って「目指してみようかな?」と思った方は、まずは以下の記事をどうぞ。

弁理士資格の概要や試験制度、登録までのプロセスなどを詳しく解説していますので、参考になると思います。

弁理士試験の始め方のイメージ【弁理士になるには?】知っておきたい知識と具体的な始め方を解説します!

 

弁理士になるための一番のハードルが弁理士試験に合格することです。

弁理士試験の最終合格率は例年7%前後と、国家資格の中でも最難関クラスと言われています。
(詳しくはこちらの記事を参照)

そのため、弁理士を目指す場合、独学で試験を突破しようというのはかなり無謀だと言わざるを得ません。

弁理士試験の受験ノウハウを持っている資格予備校を利用するのが合格への近道です。

実際、ほとんどの受験生は資格予備校の弁理士講座を使って勉強しています。

 

弁理士講座を提供している代表的な予備校として、下記のようなところがあります。

おすすめ弁理士講座

 

弁理士講座を提供する全予備校の詳細や講座の選びのポイントについては下記の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!

弁理士予備校のイメージ弁理士の通信講座を比較【2021年版】選び方5つの観点はこれ!

おすすめ理系資格2【情報処理技術者】

情報処理技術者のイメージ

情報処理技術者とは?
  • ITやソフトウェアなどの専門知識を認定する国家資格。
  • ITパスポート、基本情報技術者など、いくつかのレベルに分かれる
  • 受験資格は特になく、気軽に受験可能

情報処理技術者は、

  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者
  • 情報処理安全確保支援士
  • ネットワークスペシャリスト

などの総称です。

その名の通り、情報系(ソフトウェアとかネットワークなど)の専門資格となっています。

理系に向いているポイント

ソフトウェア開発やネットワーク、セキュリティなど、主にITに関する知識が問われます。

まさに理系的な知識が問われる試験といえるでしょう。

情報処理技術者の取得難易度

情報処理技術者

情報処理技術者は、上の図のような区分けになっており、どのレベルの試験を受けるかで、難易度が異なります。

 

イメージとしては、

  • 初級:ITパスポート
  • 中級:基本情報技術者
  • 上級:応用情報技術者
  • 専門:ITストラテジスト、ネットワークスペシャリストなど

のようなランクになっています。

 

例えば、代表的な試験の合格率は以下のようです。(平成31年度のデータ)

  • ITパスポート: 50.4%
  • 基本情報技術者: 22.2%
  • 応用情報技術者: 23.4%

 

基本的に、自分のレベルに合ったランクの試験を受ければ、合格はそれほど難しくありません。

情報系の専攻だった人であれば、少しの勉強で合格が可能ですし、情報系以外の人もしっかり勉強すれば合格が可能なレベルです。

資格取得のメリット

今の時代、IT企業に限らず、研究者やエンジニアの仕事にはIT的な素養が不可欠になっています。

最近は、IT以外の業種の企業であっても、IoT化・AI化の流れが広がっていますからね。

 

特に高レベルの情報処理技術者の資格があれば、情報系の知識があることの証明になるので、キャリアを広げるきっかけになったり、転職活動の場面で評価されたりする可能性があります。

情報処理技術者の勉強をはじめるには?

  • すでに情報系の知識がある人 →基本情報技術者か応用情報技術者
  • 情報系が専門外の人  →ITパスポート

を受験するのがおすすめです。

 

基本的に、情報処理技術者の勉強は独学で十分対応できます。

テキストと過去問題集を使って勉強を進めていくことになります。

本試験の過去問がほとんど正解できるようになれば、合格の可能性が高いです!

 

私も過去にITパスポートを受験したことがあります。

以下の記事で、ITパスポートの受験体験談を書いていますので、ぜひご参考に!

学習システムのイメージITパスポートの受験体験談|勉強時間はどれくらい?

おすすめ理系資格3【知的財産管理技能士】

知財検定のイメージ

知的財産管理技能士とは?
  • 知財の実務知識を認定する国家資格
  • 1~3級まであり、難易度が異なる
  • 仕事で特許出願に関わる場面や知財業務にキャリアチェンジする際などに役立つ

知的財産権管理技能士は、知財の実務能力を認定する国家資格。

 

知的財産という点では、上で紹介した弁理士と被りますが、弁理士は法律問題に特化しているに対して、知的財産管理技能士は法律も含めた実務的な知識が問われるという違いがあります。

 

理系であれば、研究者やエンジニアとして特許出願に関わる可能性があり、そういう意味で、知的財産管理技能士は理系と親和性が高いです。

理系に向いているポイント

研究者やエンジニアは、仕事の中で発明者として特許出願に関わる機会があります。

 

企業は多額の費用をかけて研究開発を行っていますので、その成果を権利として保護するために、特許出願を行うことが一般的です。

特許出願にあたっては、発明に関わった研究者やエンジニアが、発明提案書を書いたり弁理士に技術内容を説明したりします。

そういった場面で、知財の基礎知識があると仕事がスムーズに進みます。

また、企業によっては、発明提案のノルマを課しているところもあるので、知財についてしっかりした知識持っておくことで、成果が上げやすくなります。

知的財産管理技能士の取得難易度

知的財産管理技能士には、1級、2級、3級とあり、難易度がかなり異なります。

一般の方(知財業務を専門にしてない人)向けの知財検定3級であれば、合格率が60%程度です。

一方で、知財検定1級であれば、合格率が1桁台の非常に難しい試験となります。

 

研究者やエンジニアであれば、まずは3級を目指すと良いと思います

資格取得のメリット

上で書いたように、研究者やエンジニアとして発明提案や特許出願に関わる際に、知的財産管理技能士の知見があれば成果を上げやすくなります。

また、将来に備えて、知的財産の仕事へのキャリアチェンジの可能性も広げることができますね。

知的財産管理技能士の勉強をはじめるには?

知的財産管理技能士は独学でも合格可能な試験です。

基本的には、市販のテキストと問題集を買って、勉強を進めるのが一般的です。

入門レベルの知的財産管理技能士3級であれば、全く知識が無い人でも1ヶ月くらいみっちり勉強すれば合格できると思います。

 

知的財産管理技能検定の詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。

試験勉強におすすめのテキストや問題集も紹介しているので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください!

短答試験のイメージ知的財産管理技能検定の難易度は?合格者が制度や勉強法を徹底解説!

おすすめ理系資格4【G検定】

G検定のイメージ

G検定とは?
  • AI・データサイエンスに関する民間資格
  • 近年急速に受験生が増えている要注目の資格!

G検定(ジェネラリスト検定)とは、 日本ディープラーニング協会が主催する、AI・データサイエンスに関する民間資格です。

 

近年では、様々な企業でAI技術の活用が模索されており、AI技術に詳しい人材の需要が高まっています。

そんな世相を反映してか、G検定の受験者数は、初回実施(2017年)の1500人弱から回を追うごとに増え続け、2020年第2回では1万人を超えるまでになっています。

 

なお、G検定は、主にAIエンジニアを目指す方の入門資格若しくは非エンジニア向けの資格となります。

エンジニア向けには、同協会が主催するE資格が別途あります。

理系に向いているポイント

G検定の試験では、機械学習やディープラーニングの手法、社会実装などについての問題が出題されます。

まさに理系的な知識が問われる資格であると言えます。

資格取得のメリット

資格としては新しく、まだまだ知名度が低いため、G検定が転職や昇進などでダイレクトに役に立つことは無いと思われます。

しかし、G検定の受験者が急速に受験者が増加しており、さらに、システム系の企業を中心に団体受験を行っている現状を鑑みると、将来的に大化けする可能性はあります。

 

もちろん、すでに仕事でAIに関わる方は、受験を通してAIについての知識を深めることができるというメリットもありますね。

情報処理技術者の勉強をはじめるには?

G検定は受験資格は無く、誰でも受験可能です。

 

基本的には、テキストと問題集を買って自学自習ということになります。

合格率は60〜70%程度と、しっかり勉強して試験に臨めば合格は難しくないでしょう。

 

G検定の概要や難易度については、下記の記事で詳しく書いています。

G検定のイメージG検定の難易度と勉強法を解説|人気急上昇中の理由は!?


まとめ

というわけで、おすすめの理系資格について書いてきました!

 

ご紹介した理系資格を再掲します。

理系資格ランキング
  1. 弁理士 ※特許出願などの知財手続きを代理することができる国家資格。独立開業も可能!
  2. 技術士 ※科学技術に関する高度な知識や応用能力を備えていることを認定する国家資格。技術コンサルタントなどへの道が開ける
  3. 情報処理技術者 ※ITやソフトウェアなどの専門知識を認定する国家資格。特にIT系の仕事をするのにあると良い
  4. 危険物取扱者 ※危険物(ガソリンや有機溶剤など)の取り扱いに必要となる国家資格。工場や研究所などの現場で需要あり!
  5. 知的財産管理技能士 ※知財の実務知識を認定する国家資格。特許出願に関わるエンジニアや知財部勤務の人は取っておくと良い
  6. G検定(ジェネラリスト検定) ※AI・データサイエンスに関する民間資格。近年急速に受験生が増えている

 

理系であれば、技術力で勝負するのが基本だと思いますが、プラスαで理系に親和性のある資格を持っておくことで、キャリアを広げることができると思います。

もし気になった資格があれば、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

当ブログでも、理系資格の詳細をいくつか紹介しているので、気になる資格があれば参考にしてみてください!

★弁理士

研究員のイメージ弁理士は理系出身者が8割なのはなぜ?【大学生の僕が目指した理由】 弁理士試験の始め方のイメージ【弁理士になるには?】知っておきたい知識と具体的な始め方を解説します!

★情報処理技術者

学習システムのイメージITパスポートの受験体験談|勉強時間はどれくらい?

★知的財産管理技能士

短答試験のイメージ知的財産管理技能検定の難易度は?合格者が制度や勉強法を徹底解説!

★G検定

G検定のイメージG検定の難易度と勉強法を解説|人気急上昇中の理由は!?

理系の転職

キャリアを考える上で、資格取得と併せて、転職という選択肢もあります。

 

理系の方であれば、エンジニアなど技術系の転職先を検討することになるでしょう。

しかし、一般的な転職エージェント(多くは文系出身)だと、技術的な専門分野の違いをあまり理解しておらず、その結果、適切な求人を紹介されないというケースもあります。

そのため、転職活動の際には、理系の転職に強いエージェントを選びたいところです。

 

理系特化の転職エージェントには、製造業に強いところやIT系に特化したところなど、いくつか種類があります。

例えば、下記のようなエージェントが挙げられるので、ご自身の専門性に併せて選ぶと良いでしょう。

理系特化エージェントおすすめ

 

理系の転職エージェントのおすすめは下記の記事で詳しく書いていますので、併せてご参考に!

研究職のイメージ理系向けの転職エージェントおすすめ|エンジニア特化もあり