理系の就職先で専攻外はあり?|強みが生かせる仕事4選

左遷されるイメージ

理系の人の多くは、就職活動の場面で、

自分の専攻や研究テーマを生せる会社に入りたい

と考えていると思います。

しかし、自分の専攻に近い企業に絞って就活すると、意外と選択肢が無かったりして、後々苦しい思いをすることになります。

 

かくいう私(元理系)も、就活で自分の専攻に合った就職先を探していたのですが、うまくいかず、専攻外の就職先を検討せざるを得なかったという苦い過去があります・・・。

 

そんなわけで、就活の場面では、専攻外の就職先も検討することが大事!

この記事では、元理系で専攻外の就職をした社会人10年目の私が、理系の強みが生かせる就職先について紹介します!

理系は専攻外の就職が意外と多い

新卒のイメージ

理系であれば、大学で研究室に入って、特定のテーマの研究に打ち込む人が多いと思います。

就職においても、専攻と関係のある仕事に就きたいと考えるのが人情というもの。

しかし、理系は専攻外の就職が意外と多いのが実情です。

理系の4割以上は専攻と関係ない分野に就職

理系の修士ともなれば、研究室でバリバリ研究することが多いので、就職先も研究テーマに近い研究・開発職というイメージがあります。

 

しかし、意外と、専攻外の分野で就職する理系の人は多いです。

以前キャリタス就活が行ったアンケートによれば、理系学生のうち4割以上が専攻と関係ない分野に就職しているそうです。

 

やはり、就職先を自分の専攻と関係あるところに絞ってしまうと、就職先の選択肢が狭まってしまいます。

また、企業側でも「技術系」とか「エンジニア」といった大ざっぱなくくりで採用を行っている場合も多く、こういったことが理系の専攻外の就職の背景にあると思われます。

私の経験:専攻外の分野で就職

かくいう私も、大学・大学院の専攻とは関係ないところで就職した一人です。

 

修士のときの専攻が創薬化学という分野だったので、製薬企業の研究職を中心に就職活動をしていました。

しかし、内定を1つも得ることなく全落ちしてしまったため、専攻外の就職先を検討せざるを得ませんでした・・・。

その結果、電気メーカーの知財部という、まったく専攻と関係ないところに就職しました。

(ちなみに、私が研究職をあきらめて文系就職する顛末は「理系の院生だったぼくが文系就職した理由」という記事に詳しく書いています。)

理系のぼくのイメージ理系だけど研究職に向いていなかったら?|文系就職もあり

 

そんな経験があるので、就活の場面では、専攻外の就職先も考慮に入れておくべきだなと思います。



理系の強みが生かせる専攻外の就職先

理系の専攻外の就職先のイメージ

理系の強みは、

  • 理系的な基礎知識(数学、物理、化学など)がある
  • 専攻した専門知識(ソフトウェア、機械、バイオなど)がある
  • データを元にロジカルに物事を考えることに慣れている
  • 数字に強く、分析に長けている

あたりかなと思います。

 

そんな理系の強みが生かせる専攻外の就職先(主に文系就職)を挙げていきます!

理系の専攻外の就職先
  • 大手企業の知財部、特許事務所
  • IT企業(企画など)
  • コンサルティングファーム
  • 技術営業

大手企業の知財部、特許事務所

まず、理系の強みを活かせる仕事としては、知財の仕事がありますね。

主に、研究者や開発者がした発明について、特許出願をしたりする仕事で、発明を理解するための理系的なバックグラウンドが不可欠です。

就職先としては、大手企業の知的財産部や特許事務所が挙げられます。

 

ちなみに、真っ先にもってきたのは、私が新卒で知財部に就職したからです(笑)

 

実際、新卒で知財部に入ってくる人のほとんどが理系の学生です。

また、研究者やエンジニアをやっていた人が、キャリアの途中から知財の仕事に転身することも多いです。

 

なお、新卒で知財部を目指した就活については、以下の記事が参考になると思います。

未経験のイメージ知財部に新卒で入るためには?就活生が知っておくべきこと

IT企業(企画など)

IT企業は全般的に理系が活躍しやすい就職先だと思います。

というのも、ITサービスではユーザの行動ログなどの詳細なデータが取れるので、データ解析しながら施策を考えるといった、理系的なアプローチが取られます。

あと、ITサービスを構築するのに、ソフトウェアやネットワークの知識の他に、最先端のテクノロジー(AI, IoT, ブロックチェーンなど)を活用します。

これらの技術をキャッチアップするために理系のバックグラウンドが役に立ちますね。

 

なので、一般に文系の領域とされる企画職でも理系的な素養があった方が有利ですし、実際、理系出身の人は多いです。
(もちろん、バリバリのエンジニアとして入るのもありです)

コンサルティングファーム

コンサルティングファームも理系のバックグラウンドを持つ人が多くいます。

私の知り合い(理系)も外資系の戦コンに行っていますね。

 

コンサルタントの仕事は、

  • 大量のデータを分析する
  • データ(ファクト)をベースに、論理思考(ロジカルシンキング)を積み重ねて打ち手を検討する

といったことが日常茶飯事に行われるので、理系と相性がいいんですね。

技術営業

技術営業とは、ITシステムや医療器具などの専門性の高い分野についてセールスを行う職業です。

MR(Medical Representatives:病院に医薬品のセールスを行う職業)なんかも技術営業に含まれますね。

 

これらの製品について、技術的に込み入った内容を顧客に説明する際に、理系の強みを活かせます。

基本的には法人営業(一般消費者ではなく企業に対して営業)がほとんどです。

 

しかし、技術営業とはいえ、営業であることには変わりなく、一定以上の外向性やコミュニケーション能力が求められますので、根っからの研究者肌の人には辛いかもしれません・・・。



まとめ

というわけで、理系の強みを活かせる仕事として、

  • 大手企業の知財部、特許事務所
  • IT企業(企画など)
  • コンサルティングファーム
  • 技術営業
を挙げました。

 

もちろん、人によっては、「絶対に専攻が活かせる仕事に就きたいんだ!」という人もいるでしょうが、好む好まざるに関わらず、専攻外の就職先も検討しておくと良いでしょう。

ご参考になれば幸いです!

第二新卒の転職活動

社会人の中には、「新卒でがんばって会社に就職したけど、いまいち自分と合っていなかった」という人もいるでしょう。

入社して3年以内であれば、第二新卒として別の職種に方向転換するのもありです。

やはり転職は若い人の方が圧倒的に有利なので、早めに見切りをつけることも大事です。

第二新卒におすすめの転職エージェントについては下記の記事で解説しています。

戦略コンサルタントのイメージ第二新卒におすすめの転職エージェント5選|未経験でもOK!

おすすめの理系資格

就職活動を有利に進めるために、資格の取得を検討している人もいるでしょう。

理系におすすめ資格については、下記の記事で紹介しているので、こちらもご参考に!

理系はやめとけのイメージ理系資格のおすすめランキング!【最強なのはどれ?】