研究者を目指す前に読んでおきたい本|おすすめ5選!

STUDYingで学習するイメージ

大学で理系を専攻したのであれば、

  • 就職して研究や開発の仕事に就く
  • 大学の研究室に残って研究を続ける

のいずれかが一般的なキャリアです。

従って、理系を選択するということは、将来的に研究者や開発者になることを選択する、と言えます。

 

しかし、進路を考えている高校生や理系大学生の方などは、研究者の仕事がどいったものかを想像するのはなかなか難しいのではないでしょうか?

そこで読んでおきたいのが、研究者のキャリアについて書かれた本です。

こういった本である程度イメージしておくことで、後々「研究は自分に向いていなかった・・・」と後悔することを防止できます。

 

というわけで、この記事では、研究者を目指す前に読んでおきたい本をご紹介します!

研究者を目指す前に読んでおきたい本おすすめ

冒頭で述べたように、研究者を目指す前に、具体的な研究者の仕事を知っておくことでミスマッチが防げます。

また、研究室に入ってからうまく立ち回るための知識を知っておくことも有意義ですね。

 

世の中には、大学の教授や長年企業で研究員として働いた人などが、研究者のキャリアについての本があります。

その中でも、評判の良い以下の本をご紹介します!

新 企業の研究者をめざす皆さんへ

新 企業の研究者をめざす皆さんへは、特にAI等の情報系の研究職を目指す方におすすめの本です。

著者の丸山 宏 氏は、日本IBM、キヤノンなどの企業で、人工知能やビッグデータ分析等の研究をされた方。

現在は、高いAI技術力で注目を集めている株式会社Preferred Networksでフェローを務めます。

 

本書は、企業における研究の進め方や研究開発部門のマネージメント手法などが、研究職として著者の長年の知見から書かれています。

そのため、これから研究者を目指す人だけでなく、既に企業で働いている研究者にとっても示唆に富んだ内容となっています。

特に、AIやデータアナリストの研究職を目指す人には、ぜひ読んでおくべき本ですね。

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研究者としてうまくやっていくには

研究者としてうまくやっていくにはは、タイトルの通り、研究者としてうまくやっていくための実例が豊富に書かれています。

著者の長谷川 修司 氏は、日立で研究員を務めた後、東大の物理学専攻の教授になった方です。

 

本書の特徴は、研究室のボス(教授)の視点から、研究員をどのように評価するのか?が明確に書かれている点。

「学生」「院生」「ポスドク」等のポジションに応じて、どう立ち回るべきかを実例を交えて紹介されています。

 

著者曰く、

先輩や教授といった他人とうまく付き合い、研究室という組織の力を活かすのが、この職業で成功するコツ

とのことで、こういった研究者として評価されるための行動指針がインプットできるのが本書の有意義な点ですね。

特に、大学(アカデミア)で研究を続けたい方には、非常に示唆に富む内容となっています!

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できる研究者の論文生産術

できる研究者の論文生産術は、研究者にとって重要な論文執筆に焦点を当てた本です。

 

アカデミアの研究者において、論文の執筆・発表は中核的な業務と言えます。

そして、研究者としての実績を高めるには、論文の数も重要になってきます。

 

本書では、いかにして多くの本や論文を執筆するかというテーマで、タイムマネジメントや論文執筆へのモチベーションの高め方などの方法論を解説しています。

研究室の日々の業務に忙殺される中で、どう論文を書いていくのかが書かれており、非常に実践的な内容となっています。

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海外で研究者になる-就活と仕事事情

海外で研究者になる-就活と仕事事情は、海外の大学に研究者として採用されるための具体的なノウハウを学ぶことができます。

 

やはり研究者として活躍したいなら、海外に留学して箔をつけることが欠かせません。

しかし、海外就職系の情報はなかなか出回らず、その上「大学の研究職として」ということになれば、さらにその量は少なくなります。

 

本書は、研究者として海外で活躍する著者の体験や、海外研究職への応募ノウハウを書いている希少な本です。

また、海外の大学で活躍中の17人の研究者へのインタビューも掲載されているため、自分のロールモデルとなる先人を見つけやすいです。

「研究者として海外で活躍したい!」と考えている海外志向の方は、非常に参考になる内容ですね。

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はじめての研究生活マニュアル

大学の研究室の雰囲気が知りたければはじめての研究生活マニュアルという本を読んでみると良いです。

 

こちらの本では、研究室での生活や実験の進め方、教授や指導者に報告する際の注意点などが書かれています。

イラストが豊富でさくっと読めるのが良いですね。

本書を読むことで、研究室に入ってどういうことをやるのかが具体的にイメージできるので、理系に進もうか迷っている方の参考になるでしょう。

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まとめ

というわけで、研究者を目指す前に読んでおきたい本をご紹介しました!

ご紹介した本を再掲します。

 

ご参考になれば幸いです!