最近、仕事で英語を使う機会が増えています。
英文の特許明細書やレターを読んだりするというのは昔からよくありましたが、最近はそれに加えて、emailで海外の人とやりとりしたり、さらには海外の人とFace to Faceで会話する機会も発生するようになりました。
英語で会話するというのが仕事上発生するのは今まであまり経験がなかったので、正直、なかなか苦戦しています・・・。
やはりSkype英会話で話すのとはレベルが違うなと。
そんなわたくしの事情もありつつ、今回は英語学習について書きたいと思います。
ネイテイブが作ったコンテンツが安心
一応、私は昔から定常的に英語を勉強しているのですが、どの教材を使って勉強するかについては色々試行錯誤してきました。
色々試した中で、やはりネイティブが作った教材がいい!という結論に至り、最近では専らそれを使っています。
ナチュラルな英語という意味で、日本人が書いた教材よりも圧倒的に信頼性が高いからです。
その中で、一番ビジネス英語の習得に効果的だと考えているのが、Business English Pod(以下、BEP)です。
BEPのコンテンツはPodcastで配信されており、無料でダウンロード、視聴することができます。
(iTunesでBEPと検索すれば出てきます。)
また、上記のBEPのサイトにアクセスして、直接mp3ファイルをダウンロードすることもできます。
BEPはどんな内容なのか?
BEPで配信されているコンテンツの基本的な構成としては、まず、あるビジネスシーンにおけるダイアローグ(会話)があり、そのやり取り中で使われた言い回しについてナレーターが解説していくスタイルです。
ナレーションを含め、テキストはすべて英語!
名前の通り、特にビジネスにフォーカスしたトピックが多いです。
電話対応、プレゼンテーション、ミーティングの司会進行などビジネスにおいてよくある場面で、実践的な言い回しを学ぶことができます。
さらに、コンテンツがそのようなシーンごと(meeting, presentation, Job Interviewなど)に整理されているので、例えば、
「来週英語のmeetingがある!どうしよう?!」
という場合に、meetingをテーマにしたコンテンツを集中的に学習するということが可能です。
こういうビジネスシーンで話す英語は、わりと決まりきった表現のものが多いので、BEPで使われている表現で自分が覚えやすいものをいくつか暗記しておけば、すぐに実戦で使えるのが良いですね。
なお、BEPのサイト上では、Podcastの原稿(Study Note)がありますが、こちらは会員(有料)のみ閲覧可能となっております。
私はListeningだけで全部聞き取れるほどのレベルではないので、有料会員になっています。
ちなみに、料金は、12-month-membershipが97.5ドルです。
Free Trialもできるので、興味のある方は試してみては?
BEPをつかった効果的な学習の仕方は?
このように、BEPは教材としてかなり参考になるので、単に音声を聞き流すだけでもそれなりに学習効果はあると思います。
できれば、音声を聞きながら、上述したStudy Noteで何が話されているのかをしっかり確認すると良いですね。
しかし、このようなやり方では、リスニングなどには効果的ですが、実際に自分でしゃべるとなると、なかなかスムーズに出てきません。
そこで、最近私が実践しているのは、練習問題の回答例を丸暗記するというやり方です。
BEPのコンテンツの多くは、最後の方にその回で学習した英語表現をアウトプットする機会が設けられています。
例えば、”How can we … without …?”(〜せずに、どうやったら〜できるのか?)という表現を練習する問題である場合、まず、
The problem is caused by the new equipment. We can’t return it.
というキューが流れます。
このキューを前提として、上記の表現をつかった疑問文を考えます。
そして、キューの後数秒間回答するための時間が空けられるので、その間に、
How can we solve the problem without returning the new equipment?
と回答するわけです。
そこで、私がやっているのは、このような問題の回答例をまず暗記し、さらにアウトプットの練習をひたすら繰り返すことで、必要な場面で反射的に喋れるようにする、というのを狙いとしています。
まだ試行錯誤の段階なので、どれほど効果があるか未知数ですが、とりあえず続けてみようと思います。