弁理士試験の難易度は激ムズ?!合格率・統計データを徹底解説!

弁理士試験_合格率

国家資格の最難関と言われる弁理士試験。

実際のところ弁理士試験の難易度はほんとうに高いのでしょうか?

 

この記事では、そんな弁理士試験の難易度に迫ってみたいと思います!

 

弁理士試験の難易度は?

弁理士試験は難しい試験と言われますが、実際のところどうなのでしょうか?

弁理士試験の難易度について、最終合格率合格者の平均受験回数の2つの側面から迫ってみたいと思います!

 

弁理士試験の合格率はかなり低い?

資格試験の難しさを示す指標の一つとして合格率がありますが、2018年度の弁理士試験の最終合格率は7.2%

下記のグラフのように、近年では弁理士試験の合格率は7%前後で推移しています。(最終合格者数は250〜300人程度)

弁理士試験_合格率

 

ちなみに、他の難しいと言われる国家資格の合格率は、

  • 司法試験:29.1%
  • 公認会計士:11.1%
  • 司法書士:3.3%

となっています。
(いずれも2018年度のデータ)

司法試験のように、受験資格が制限されているものもあるので、単純な比較ができないですが、他の難関資格と比較してもやはり弁理士試験は難しい試験であることは間違いなさそうです。

 

弁理士試験の平均受験回数は3.78回!

もう一つ、資格試験の難易度を示す指標として参考になるのが、最終合格者の受験回数です。

合格者の受験回数が多い資格とは、「取りたいけどなかなか取得できずに何度も受験する資格」であり、つまりは難易度の高い資格であると言えます。

 

2018年度のデータによれば、弁理士試験の最終合格者の平均受験回数は3.78回

以下は、合格者の受験回数の分布です。

弁理士試験_受験回数

受験回数1〜5回がボリュームゾーンで、最終合格者260人のうち177人(68%)となります。

初回の受験で合格(つまりは一発合格)した人は、30人(11.5%)です。

一方で、11回以上受験してようやく合格された方も20人弱いらっしゃいます・・・。

 

 

ちなみに、弁理士試験の初学者は、丸1年間勉強してから初めて受験に臨むのが普通。

それを踏まえると、弁理士試験は平均して4、5年間勉強してようやく合格できる試験であると言えます。

 

やはり、世間的に言われている「弁理士資格は国家資格の最難関である」、というのは間違いではないですね・・・。



弁理士試験の統計

弁理士試験の最終合格率は上記のとおりですが、受験者数や短答、論文、口述のそれぞれの合格率などについてもデータをご紹介します。

 

志願者数の推移

特許庁のページに弁理士試験の志願者数の推移を示すグラフがあったので、載せておきます。

弁理士試験_志願者推移

10年前は1万人を超えていた受験者の数が、どんどん減少していって、昨年では4000人弱

その要因は試験の難化であると言われていますが、それを差し引いても資格として勢いがなくなっているように感じるのは気のせいですかね・・・?

 

短答試験の合格者数と合格率の推移

弁理士試験_短答合格率

短答試験の合格率は、年によってバラつくのですが、大体15%くらいになります。

短答は択一式のマークシート方式の試験で、弁理士試験の第1関門なわけですが、この時点でかなりの受験者がふるいにかけられることになるわけですね・・・。

 

論文試験の合格者数と合格率の推移

弁理士試験_論文合格率

論文試験の合格率はわりと安定していて、例年25%程度になります。

短答よりも合格率が高いので、一見簡単なのかと思いますが、全くそんなことはなく、弁理士試験の1番のやまとなる難しい試験です。

短答試験を突破した受験者でさえ、4人に1人しか受からないのが論文試験、ととらえるのが妥当ですね。

 

口述試験の合格者数と合格率の推移

弁理士試験_口述合格率

口述試験の合格率は、例年95%程度です。

当然、短答と論文を突破した猛者たちが受験するのでこの数字です。

最後の最後まで気を抜くことができない試験です。

 

弁理士試験合格率者の出身大学ランキング

弁理士試験の合格者の出身大学はどこが多いのでしょうか?

想像に難くないのですが、旧帝大や早慶が合格者数ランキングの上位を占めています。

 

2018年度のデータでは、

  • 【1位】東京大学:36人
  • 【2位】京都大学:29人
  • 【3位】大阪大学:16人
  • 【4位】慶応大学:11人
  • 【4位】北海道大学:11人

となっています。

グラフで示すとこんなかんじ。

弁理士試験_出身大学

やはり弁理士試験は、統計的には名門大学の出身者が受かる試験と言えそうです。

 

合格者の理系/文系の比率

弁理士試験の最終合格者のうち、理工系の人が82.3%、法文系の人が12.7%です。(2018年のデータ。ちなみに、その他の人が5%いますが、その他ってどういうことなんでしょう?)

弁理士試験は理系が受ける試験である、ということがデータからも明らかですね。



その他

試験制度の詳細は?

弁理士試験の試験制度やどのように試験が進むのかについて、「【2019年度版】弁理士試験の日程と試験制度を解説します」という記事を参考にしてください!

 

弁理士試験の勉強法は?

主に弁理士試験の初学者に向けた弁理士試験で一発合格をするための勉強法について、「【決定版!】弁理士試験に一発合格するための勉強法」という記事で書いてますので、こちらもぜひ参考にしてみてください!

 

弁理士の資格講座はどんなものがある?

代表的なものとしては、

  • LEC ※弁理士予備校の最大手で1番実績あり
  • 資格スクエア ※オンラインの弁理士講座を提供。予備校よりも安い

などがあります。

弁理士資格の勉強で通信講座が良い理由【通学にはないメリット】」という記事で弁理士の通信講座について書いておりますので、こちらもご参考に!