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ビジネスマンの中で定番の検定試験となっているのがTOEIC。
昇進や転職の場面で暗にTOEICのスコアが影響することは周知の事実です。
下手な資格を取るよりも、TOEICスコア900の方が人生で余程役に立ちます。
私は社会人になってからかなりTOEICの勉強に力を入れ、結果、600以下だったスコアを930まで上げました。
この記事では、私の体験を元に、TOEICスコアを600から900に上げるための勉強法をシェアしたいと思います!
本記事の内容
スコア600点からのTOEIC勉強法
私の場合、600弱点から始まって、数年間かけて900までスコアを伸ばしました。
その間、いろいろな英語の勉強法を試して結構な回り道をしました・・・。
試したものといえば、
- 市販の諸々の英語教材
- オンラインの英語学習サービス(ikonw、スタサプなど)
- 英会話(ベルリッツ)
- Skype英会話
- Webの英語ニュース(BBC)の購読
- 海外ドラマ(フレンズとか)の視聴
などなど。
しかし、単にTOEICの点数を効率良く伸ばしたいなら、効果の高い学習法は限られてきます。
そこで、以下に、私がベストと思えるTOEICの勉強法を書きたいと思います。
想定としては、
スコアが600点前後あって、そこから短期間でスコアアップしたい方
に向けて書きます。
勉強法の概要は以下の通りです。
- Part 2とPart 5を重点強化
- 語彙力強化
- 本番形式の演習を繰り返す
短期間でスコアを上げるためには上記に絞って勉強を進めることが効率的です。
以下、詳しく解説します。
1. Part 2とPart 5を重点強化
スコアが600点あれば、英語の基本的な単語や文法は身についていると思われます。
従って、TOEICの試験対策をしっかりすれば、一定程度までは短期間でスコアを伸ばせます。
TOEICはPart 1からPart 7まであります。
このうち、
Part 2とPart 5は対策で点数を上げやすく、且つ配点がそれなりに大きい分野
です。
なので、まずはPart 2とPart 5を重点的に強化することがスコアアップの近道です。
Part 2
Part 2はリスニング問題のひとつ。
短いメッセージが読まれたあと、それに対する答えとして最も妥当なものを3択の中から回答する
という形式です。
問題も選択肢も問題用紙に記載されていないため、選択肢を含めてすべてを聞き取らなければなりません。
Part 2は以下のようなコツがあります。
- 消去法で解く
- 問題の文頭を意識して聴く
- Part 2のノリ(質問に真正面から応えない)に慣れる
- 似た発音の単語が含まれる選択肢は大体誤り
上記のコツを意識しつつ、Part 2に特化した問題集をやり込めば、Part 2の正答率をかなり上げることができます。
問題集としては「TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル」がおすすめです。
本書では、Part 1とPart2の問題が約200問収録されており、この分野に絞って強化することができます。
さらに、2016年のテスト改定によって難しくなったと言われるPart 2について、新形式の難化問題に対応した25問が増補されています。
>> 「TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル」の商品ページ
Part 5
Part 5は、
英文の空欄に入る単語を4つの選択肢の中から正解を選ぶ
という形式です。
主に、文法や語彙が問われるので、しっかり対策をすることで点数を伸ばしやすい分野です。
Part5では英文法の理解が重要になります。
しかし、学校で習った文法の知識が風化して、文法があやふやになっている人も意外と多いんじゃないでしょうか?(私もかなり英文法が抜けてました・・・。)
後で詳しく紹介するスタディサプリTOEICでは、カリスマ講師がTOEICに必須の英文法を超わかりやすく教えてくれるので復習におすすめです。
さらに、Part 5に特化した問題集をやり込めば、対策としては十分でしょう。
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」は、Part 5の問題を1000問以上と圧倒的なボリュームがあり、TOEIC受験者の中で絶対的な人気を誇る問題集です。
著者のTEX加藤氏はTOEIC満点を連発しているトイッカーとして有名な方で、本書の問題も本試験の傾向をばっちり押さえた問題となっています。
この問題集を完璧にすることで、Part 5の正答率が飛躍的に上がるでしょう。
>> 「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の商品ページ
2. 語彙力強化
TOEICでは主にビジネスや日常会話に関する英文が出題されます。
従って、主にビジネスシーンを想定したTOEIC専用の単語集で語彙力を強化するのが有効です。
おすすめの単語集は「TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ」(通称、金フレ)です。
こちらも著者はTEX加藤氏。
TOEICに頻出の単語が余すこと無く収録されており、TOEIC受験生に非常に支持されている単語帳です。
本書では、収録されている単語ごとにその単語を含むフレーズ(短文)が載っていることが特徴。
単語の意味だけでなく、その単語の使われ方も併せて身に付きます。
フレーズの音声を聴きながらシャドーイングするのがおすすめです。
これによって、リスニング問題やPart 5等に即効性の高い効果が期待できます!
>> 「TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ」の商品ページ
3. 本番形式の演習を繰り返す
TOEICで良いスコアを取るためには、本番と同じように2時間で200問を解く訓練を繰り返すことが不可欠です。
TOEICは時間が非常にタイトな試験です。
試験時間に対して問題量が多いため、ほとんどの人はPart 7の途中で時間切れになってしまいます。
本番形式の演習を繰り返して問題を解くペースを体に覚え込ませることで、本番でもフルに実力を発揮できるようになります。
特にTOEICの受験経験があまり無い人であれば、TOEICの形式に慣れるだけでも簡単にスコアを数十点は伸ばせます。
本番形式の演習には、TOEICの公式問題集を使います。
TOEICの運営会社であるETSが出版しているため、問題の形式や難易度は本試験そのものです。
公式問題集は、TOEIC対策を行う上での最重要教材と言っても過言ではありません。
>> 「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8」の商品ページ
本番形式の演習の具体的な進め方としては、
- リスニングパートの音源は予めスマートフォンにダウンロードしておく
- タイマーを120分(2時間)に設定し、リスニングパートの再生開始とともに、タイマーをスタート
- 解答を紙のマークシートに記入
- リスニングパートが終了するとすぐにリーディングパートの問題を解き始める
- タイマーが鳴った(2時間が経過した)ら問題を解くのをやめて、採点に入る
という流れです。
もちろん、間違えた問題の復習はしっかりやりましょう。
余裕がある方は過去の公式問題集も合わせて2, 3冊分演習しておくとより万全です。
TOEICスコア900突破のための根本的学習
上で紹介したように、TOEICの問題形式に慣れつつ、頻出の単語などを押さえれば、割と短期間でスコアアップが可能となります。
しかし、スコアが700点から800くらいになってくると、受験テクニックだけではスコアが伸び悩んできます。
ここからスコア900に到達するには、英語の本質的な実力をしっかり強化することが必要になります。
そのためには、下記のような学習法が効果的です。
- シャドーイングでリスニング力を強化
- 日々英文を読んで読解力をひたすら訓練
- スタサプTOEICで徹底対策
シャドーイングでリスニング力を強化
まずやりたいのが、リスニング力の強化です。
私もそうでしたが、日本人の多くはリスニングを苦手にしていると思います。
しかし、TOEICのリスニングの問題で問われている内容は実はそれほど難しくなく、実は点数が上げやすかったりします。
従って、点数をあげるには、リスニング力の向上をメインでやれば良いと思います。
リスニング強化のためにベースとなる学習法が、シャドーイングです。
シャドーイングとは、英語教材の音声に合わせてテキストを音読するという学習法。
同じスピードで音読するために、英語の音声を集中して聞くことになるので、リスニング力がアップします。
ポイントは、
単にテキストを音読するだけでなく、教材の音声の発音や声の抑揚を真似するようにして、大きな声で読む
ことですね。
TOEICではスピーキングテストは無いので、音読の必要はないと思われるかもしれませんが、漫然と教材を耳で聞くよりも確実にリスニング力が強化されます。
TOEICのシャドーイング練習におすすめなのが、「TOEIC® L&R TEST 英単語ダイアローグ3000」です。
本書は、TOEICに出題されそうなテーマ(日常、ビジネス)について、ナレーションと会話の両方が収録されています。
リスニングのPart 4とPart 3を意識した作りになっているので、TOEICのスコアアップを目的にしたシャドーイングに最適です。
また、単語のレベルも簡単過ぎず、TOEIC600点以上の人が語彙力が伸ばすのにちょうどいいレベルになっているのもポイント。
会話文になっていることで、ちょっとしたフレーズや単語が頭に入りやすく、語彙力のアップも期待できます。
>> 「TOEIC® L&R TEST英単語ダイアローグ3000」の商品ページ
日々英文を読んで読解力をひたすら訓練
TOEICのスコアが上がるほど、さらなるスコアアップのためには、英語の読解力がより重要になってきます
というのも、長文問題(Part 7)は当然ながら、リスニングのPart 3, 4でも、実は読解力がかなりものをいうためです。(選択肢の文章を短時間で読むことが必要となるため)
この読解力を鍛えるには、即効性のある学習法は無く、日々地道に英文を読む訓練をしていくしかありません。
上で紹介したシャドーイングでは、英文の文構造を取りながら読んでいくことで読解の訓練にもなります。
それにプラスして、様々な英文を日常的に読む習慣を作る(例えば、BBCの英語記事を毎日読むなど)と読解力が上がっていきます。
スタサプTOEICで徹底対策
英語の実力を伸ばすとともに、徹底的にTOEIC対策を行います。
そこでおすすめなのが、スタディサプリTOEICというサービスです。
スタディサプリTOEICは、カリスマ講師によるTOEIC対策講義の視聴や問題演習がスマホアプリやPCで手軽にできるサービスです。
※左:解説講義の例題(写真はPart7の問題)
※右:解説講義。動画の長さは5分程度なのでさくっと見れる
TOEICの出題傾向、頻出の表現などを非常にわかりやすく解説してくれるため、効率的に学習できます。
さらに、
- TOEIC20回分の実践問題演習
- シャドーイングを効率良くできる機能
- TOEICに必要な英文法講座
なども付いていて、リスニング対策や英文法の復習にも非常に効果的!
私も実際に使ってみましたが、TOEICのスコアが600〜800くらいで伸び悩んでいる方には特に効果が高いと思います。
サービスに登録すれば7日間は無料で全ての機能が使えるので、TOEICのスコアアップを狙っている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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※7日間無料で体験できます!
実際にスタサプTOEICを使ってみた感想を下記の記事で書いているので、ぜひ参考にしてみてください。
スタディサプリTOEICの感想|スコア900の僕に効果はあったか?まとめ
というわけで、TOEICスコア600点からの勉強方法について書いてきました。
再度、TOEICのスコアアップのポイントをまとめると、
- Part 2とPart 5を重点強化する
- 金フレでTOEICの語彙力を強化する
- 公式問題集でTOEICの時間配分を体に染み込ませる
- シャドーイングで根本的なリスニング力を強化する
- 日々英文に触れて読解力を訓練
と言うことですね。
そして、TOEIC対策を効率良くできるサービスとしてスタディサプリTOEICを紹介しました。
上で挙げた参考書に加えて、こういったサービスも活用すれば短期間でスコアアップができるでしょう。
TOEICでハイスコアを取れれば、転職の成功やキャリアアップにつながります。
ぜひこの記事を参考にTOEICのスコアアップを目指していただければ幸いです!