弁理士試験の参考書・基本書はこれ!【必須度もあわせてご紹介】

弁理士試験の勉強にあたっては、必要となってくるのが、諸々の参考書

とくに、弁理士試験の初学者は何を揃えたらいいのか、途方に暮れるのではないでしょうか?

この記事では、主に弁理士試験の初学者の方に向けて、弁理士試験の参考書についてご紹介することにします!

 

なお、各参考書について、私の独断と偏見により、下記の基準で「必須度」をつけてご紹介します。

必須度:★★★★★(星5)  これだけは買っといて!
必須度:★★★★ (星4)  ぜひ揃えたい
必須度:★★★  (星3)  手元にあると便利
必須度:★★   (星2)  条件が合うなら買ってもいいかも
必須度:★    (星1)  お金と時間に余裕があれば・・・

弁理士試験の過去問題集

まず弁理士試験の初学者に必ず揃えてほしいのが、本試験の過去問題集です。

弁理士試験の勉強は、過去問に始まり過去問に終わると言っても過言ではありません。

受験の意志が固まったら、すぐに過去問は揃えるようにしましょう。

 

弁理士試験 体系別短答過去問(LEC)

必須度:★★★★★(星5) これだけは買っといて!

「弁理士試験 体系別短答過去問」は、大手資格予備校のLECが出版する短答試験の過去問です。( 過去10年分の本試験の過去問を収録 )

の2冊に別れていますが、漏れなく購入しましょう。

法律ごと、条文ごとに過去問がまとめられているので、弁理士講座で教わったところに相当する問題を解いて、知識がちゃんと身についているか確認するのが正しい使い方。

>> 「弁理士試験 体系別短答過去問」の商品ページ

 

弁理士試験 論文式試験 過去問題集(TAC)

必須度:★★★★(星4) ぜひ揃えたい

「弁理士試験 論文式試験 過去問題集」は、市販されている唯一の論文試験の過去問題集になります。

ここに収録されている過去問については、本試験までに完全に答案を再現できるようになりたいところ。

>> 「弁理士試験 論文式試験 過去問題集」の商品ページ

 

弁理士試験 年度別論文過去問(LEC)

必須度:★★★(星3) 手元にあると便利

「弁理士試験 年度別論文過去問」は、LECから出版されている、論文試験の過去問を年度別に収録したもの。

特徴としては、論文試験問題の答案として、オーソドックスな「答案例」と「講師参考答案」が載っていて、とりあえず合格点を取れる答案とパーフェクトな答案のレベル感がわかる、という工夫されています。

どういったところが加点につながるのかを理解する上で、参考になります。

本書は、LECのオンラインショップから購入することができます。

「弁理士試験 年度別論文過去問」の商品ページ

 

法文集

もう一つ、弁理士試験の初学者がマストで揃えたいものに、法文集があります。

特許法など弁理士試験に出題される各種法律を収録したものです。

法文集を文字通り座右の書として勉強しなければなりません。

 

弁理士試験 四法横断法文集(四法対照法文集)

必須度: ★★★★(星4) ぜひ揃えたい

「弁理士試験 四法横断法文集」は、特許、実用新案、意匠、商標の各法律が、4段に分かれて記載されている構成になっています。

各法律の比較がしやすく、弁理士受験生に絶大な人気をほこっています。

各ページに余白が多くあるので、法文集への書き込みにも適しています。

 

なお、上記はTACが編集したものですが、同様のコンセプトでPATECH企画からも「産業財産権 四法対照」という法文集が出ています。

書体などの好みで読みやすい方を買えばよいかと思います。

>> 「弁理士試験 四法横断法文集」の商品ページ

>>「産業財産権 四法対照」の商品ページ

 

知的財産権基本法文集(PATECH企画)

必須度: ★★★★★(星5) これだけは買っといて!

上で紹介した四法横断法文集の欠点としては、各条文の縦幅が狭く、若干読みにくいところ。

四法対照ではない、通常の構成の法文集も手元にほしいところです。

 

条文の読みやすさという点では、PATECH企画の「知的財産権基本法文集」が、個人的に一番だと思います。

民法や民事訴訟法の抜粋もついているので、弁理士試験はもとより、知財実務で使う法律もほとんどこの一冊で事足ります!

知財の仕事をするなら、座右の書としたい一冊

>>「知的財産権基本法文集」の商品ページ

 

なお、発明推進協会からも同様の法文集が出版されてますが、こちらはちょっと読みにくい気がします。(まあ、個人の好みの問題ですが・・・)

 

弁理士試験の入門向けの参考書

これから弁理士試験を受けようかと検討している人向けの本。

必ずしも必要ないですが、弁理士試験の試験制度だったり、弁理士の仕事だったりがわかりやすくまとまっている本があると、なにかと便利です!

 

弁理士試験への招待

必須度:★★★(星3) 手元にあると便利

「弁理士試験への招待」は、弁理士試験の概要や、どういう風に勉強を進めるか、合格者の受験体験記などが書かれています。

別に弁理士試験の勉強に必須というわけではありませんが、これから弁理士試験を受験しようと思っている人には是非読んでほしい本です!

わたしも弁理士試験を受けようと思ったときに本書を買って、これを読んではモチベーションを上げていた覚えがあります(笑)

 

なお、本書は2019年に改定されたばかりで、今流行りのオンライン弁理士予備校(資格スクエア)についても記載があったります。

>>「弁理士試験への招待」の商品ページ

 

こんなに面白い弁理士の仕事

必須度:★★(星2)  条件が合うなら買ってもいいかも

「こんなにおもしろい 弁理士の仕事」は、弁理士になって、どんな仕事をするのかのイメージを膨らませるのに最適な本です。

すでに特許事務所などで働いている人は特に必要ないですが、知財の仕事をしたことが無い人はあると良いと思います。

私は受験生当時学生だったので、本書を読んで弁理士のキラキラした想像を膨らませていました(笑)

>>「こんなにおもしろい 弁理士の仕事」の商品ページ

 

特許庁が出版する基本書

特許庁が出版する基本書がいくつかあります。

本試験に出題される可能性が高く、いずれも重要度は高いです。

 

工業所有権法(産業財産権法)逐条解説(青本)

必須度:★★★(星3) 手元にあると便利

「工業所有権法(産業財産権法)逐条解説」は、通称「青本」と呼ばれており、弁理士試験において非常に重要な書籍です。

条文の立法趣旨、旧法からの変遷などが書かれており、条文を深く理解することができます。

 

ただ、初学者が読むには、ハードルが高いので、1年位勉強してある程度知識が身についてから買うで良いかと。

 

正直、予備校のテキストや過去問題集の解説で青本の内容が引用されているので、個人的には世間で言うよりは必須度は高くないと思っています。

>>「工業所有権法(産業財産権法)逐条解説」の商品ページ

 

なお、特許庁のサイトでPDF版がダウンロード可能なので、外出先で参照したい場合はこちらが便利。

 

審査基準

必須度:★★★★(星4) ぜひ揃えたい

審査基準とは、「特許庁では出願をこういう基準で審査しますよ〜」という審査のガイドラインです。

特に、意匠と商標の審査基準は、本試でも問われるので読んでおきましょう。

>>「商標審査基準改訂第14版」の商品ページ

 

なお、審査基準は特許庁のサイトでも公開されています。

 

産業財産権法の解説(改正本)

必須度:★★★★(星4) ぜひ揃えたい

産業財産権に関する法律の改正内容をまとめた本です。

法改正は弁理士試験で問われやすいポイントなので、少なくとも過去5年分の改正本の内容はしっかり頭に入れておきましょう。

 

なお、特許庁のサイトからも同様の内容を見ることができます。

弁理士試験テキスト

資格予備校から出版されている弁理士試験対策用のテキストです。

資格予備校の弁理士講座を受講している人であれば、基本的に不要ですが、独学の人は買い揃える必要があります。

 

弁理士試験エレメンツ(TAC)

必須度:★★(星2)  条件が合うなら買ってもいいかも

「弁理士試験 エレメンツ」は、資格予備校の大手であるTACから出版されており、独学の弁理士受験生の間ではテキストとして使われているようです。

弁理士試験エレメンツは、

の3冊に別れています。

LECなどの資格予備校に通っていて、テキストがある場合は不要ですが、独学だったり予備校のテキストが頼りなかったりする場合は、手元にあると良いでしょう。

 

口述アドヴァンステキスト(LEC)

必須度:★★(星2)  条件が合うなら買ってもいいかも

「口述アドヴァンステキスト」は、LECから出版されている、口述試験向けのテキストです。

論文試験に受かって、口述試験の勉強を始める段階になってから購入を検討すれば良いでしょう。

LECのオンラインショップから購入することができます。

「口述アドヴァンステキスト」の商品ページ

 

法律関連の参考書(いわゆる基本書)

必須度:★(星1) お金と時間に余裕があれば・・・

弁理士試験には、「基本書」と呼ばれる、法学者の偉い先生が書いた法律の解説書があります。

各法律の論点や学説、判例などが事細かく書かれており、基本書を読み込めば、法律への一段深い理解をすることができます。

 

ただ、 別に基本書を読まなくても弁理士試験に合格することは十分可能ですし、 むしろ短期合格を目指す場合には弊害になるように思います。

少なくとも、初学者は全くもって不要です。

 

一応、以下に有名どころを箇条書きで挙げておきます。

 

まとめ:参考書を必須度別に再掲

というわけで、弁理士試験の参考書をざーっと挙げてみました!

上でご紹介した参考書を必須度別に分けて再掲します。

 

必須度:★★★★★(星5) これだけは買っといて!

 

必須度: ★★★★(星4) ぜひ揃えたい

 

必須度:★★★(星3) 手元にあると便利

 

必須度:★★(星2)  条件が合うなら買ってもいいかも

 

必須度:★(星1) お金と時間に余裕があれば・・・

 

弁理士を目指したいなら

弁理士を目指している方には、下記の記事も参考になるかと思います。

試験制度の詳細は?

弁理士試験の試験制度やどのように試験が進むのかについて、「【2019年度版】弁理士試験の日程と試験制度を解説します」という記事を参考にしてください!

 

弁理士試験の勉強法は?

主に弁理士試験の初学者に向けた弁理士試験で一発合格をするための勉強法について、「【決定版!】弁理士試験に一発合格するための勉強法」という記事で書いてますので、こちらもぜひ参考にしてみてください!

 

弁理士の資格講座はどんなものがある?

代表的なものとしては、

  • LEC ※弁理士予備校の最大手で1番実績あり
  • 資格スクエア“” ※オンラインの弁理士講座を提供。受講料がLECのほぼ半額と安い

などがあります。

弁理士資格の勉強で通信講座が良い理由【通学にはないメリット】」という記事で弁理士の通信講座について書いておりますので、こちらもご参考に!