世の中に資格と呼ばれるものはごまんとあります。
国家資格から、どこぞの企業が認定する怪しい民間資格まで様々。
その数は3000種類以上あると言われています。
その中でも、非常に人気が高い資格の1つが宅地建物取引士(通称、宅建)です。
実は、宅建は難易度に比して実務的なメリットが非常に大きく、かなりコスパが良い資格と言えます。
この記事では、宅建の概要や宅建を取得することのメリットなどを解説します。
本記事の内容
宅建とはどんな資格?
宅建は毎年約20万人もの人が受験をする人気資格です。
正式には宅地建物取引士という名称で、不動産取引の専門家として活躍できます。
宅建士ができること
宅建士の資格があると、
- 不動産の売買
- 賃貸物件の説明
などができるようになります。
もちろん、試験を通じて不動産の知識が身に付くので、実務能力も向上します。
宅建試験の概要
宅建士になるためには、宅建試験に合格する必要があります。
宅建試験の概要は以下の通りです。
- 形式:マークシート方式(4肢択一式)
- 出題数:50問
- 試験時間:2時間
- 試験日:例年10月第3日曜日に実施(年1回)
宅建試験では、不動産取引に関する法律の知識が問われます。
具体的には下記の4つの分野です。
- 権利関係
- 宅建業法
- 法令上の制限
- 税・その他
宅建試験は難化した?
宅建は、平成27年に宅地建物取引士という名称になり、士業に格上げされました。(元は宅地建物取引主任者という名称でした)
それに伴い、試験問題が難しくなり、試験が難化したといわれています。
しかし、以下の宅建試験の合格率の推移を見ると、必ずしも難化しているとは言えません。
たしかに、名称が変わった平成27年(2015年)は前年より若干合格率が落ちました。(17.5%→15.4%)
しかし、近年はまた上昇して17%前後の合格率になっています。
合格率を見る限りでは、宅建が難化しているとは言えないでしょう。
宅建のコスパが良い理由
宅建は、資格を取るための労力に対して、資格から得られるメリットが大きいです。
つまり、宅建はコスパの良い資格と言えるでしょう。
それには以下のような理由があります。
- 受験資格が無い
- 難易度がそこまで高くない
- 資格取得のメリットが大きい
受験資格が無い
資格の中には、受験資格を必要とするものがあります。
代表的なものとしては、
- 医師免許
- 弁護士
- 薬剤師
などで、受験資格を得るために大学に入り直したりしなければならず、受験へのハードルが著しく高いです。
一方、宅建は、年齢や国籍、学歴、実務経験といった受験制限がなく、誰でも受験ができます。
難易度がそこまで高くない
たしかに、宅建は難しい資格の部類には入りますが、難関資格と言われる弁護士、税理士、弁理士などと比較すると難易度が低いです。
また、試験もマークシート式なので、しっかり勉強すれば突破できます。
以下に述べるように、通信講座などを利用して独学で合格可能な資格です。
資格取得のメリットが大きい
一方で、宅建の実務的なメリットはかなり高く、特に不動産関係で働く人にとって必須の資格です。
宅建を持っていないと不動産取引は行えません。
また、法律で、不動産業者の事務所に宅建士を5人に1人の割合で置かなければいけないという決まりがあります。
そのため、建築会社・金融機関・不動産管理会社といった業界からの需要が非常に高く、就職・転職の強力な武器となります。
宅建の勉強法
宅建は独学でも十分合格を狙えます。
その際は、通信講座を取るのが良いでしょう。
宅建の通信講座として、以下の3つをご紹介します。
フォーサイト
フォーサイトは、宅建の通信講座を提供しており、受験生の間で非常に人気があります。
その理由はフォーサイトの宅建合格率にあります。
一般的な宅建の合格率は15%程度ですが、フォーサイトの受講生の合格率は約66%です。
つまり、フォーサイトの受講者は、一般の宅建受験生の3.92倍合格率が高いという結果になっています。
また、通信講座に特化しているため価格もリーズナブルに抑えられています。
テキストはフルカラーで、ポイントが絞られています。
※受講生の合格率が驚異の3.92倍!
※宅建を目指すなら
STUDYing
STUDYing(スタディング)はオンラインに特化した資格スクールです。
STUDYingはオンラインで講義動画が視聴できます。
講義では経験豊富な講師が音声や図解で宅建試験の論点を解説してくれるため、単にテキストを読んで学習するよりもはるかに学習効率が上げられます。
さらに、スマホなどでも講義動画が視聴できるので、通勤時間などのスキマ時間を有効に活用できるのもSTUDYingの強みです。
さらに、受講料は18,500円(税別)と業界最安値になっています。
STUDYingから宅建試験の合格者が毎年何人も出ており、していたは注目のスクールです。
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ユーキャン
資格の通信講座でおなじみのユーキャンも宅建の講座があります。
さすが大手の通信講座だけあり、テキストの内容はまとまっています。
ただ、実績や使い勝手を考えると、上で紹介したの方が評判は良いです。
「知名度が高いサービスが安心」という方はユーキャンを検討すると良いでしょう。
まとめ
宅建について解説しました。
まとめると、
- 宅建は不動産取引の専門家
- 宅建は難化したと言われるが、合格率はそこまで変化していない
- 不動産業界からの需要が強く、資格があると就職や転職に非常に有利
- 難易度は一定程度あるものの、独学でも合格が可能であり、コスパが良い資格
ということですね。
宅建の勉強を始めるなら、通信講座がおすすめです。
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人生を変える一発逆転資格については下記の記事も参照してください。
一発逆転資格ランキング【人生を変えるのはこれ!】